Hippo日記

オーディオの事や感動した音楽の話し、お勧めの癒しの音楽など、徒然なるままに書いてみたいと思います。

Jupiter-13製品化-続き7

2017年05月05日 | 製品紹介

 

※写真は調整中の製品版Jupiter-13(右側)。左側はIllusionist-8

さて、製品版のウーファーとトゥイーターを組み込んで、いよいよシステム仕上げに入りました。宿題がいろいろ溜まっているので、ぶっ飛ばして参りま~す!

昨日と本日でネットワーク調整をして、大体のところは決まりました。写真の床に転がっているのが仮のネットワークです。WF、TW共に-6db/octのネットワークです。但し回路は変則的な二次フィルターの構成で、ユニット込みの音圧特性を-6dB/octに近付ける様にしています。

最近は、f特というよりも聴感上の位相まわりを非常に重視しています。個人的には聴感上の不自然感や歪感は、f特よりも位相まわりの問題であるという結論になってきています。この調整は、今のところ耳でやる以外に方法がないので、大雑把にf特を確認した後は、聴感と経験で回路定数を探っています。(f特フラットとリニアフェイズは意味が違う事にご注意ください!)

残念ながら(マルチの)スピーカーは測定機だけで調整するのは無理です。もともと位相もf特もグシャグシャなので、聴感上の自然な音のために本当に必要な要件は何か、と言う事は充分に解明されているとは思っていません。この解明は重要な事だとは思いますが、いかんせん作る方が本業なもので、何をやるとどうなるのかは経験上ある程度判っていますから、耳調整でさっさと仕事を進めてしまうのが現実です。

聴感で位相まわりが判るのかですって? その事はこれまでのブログで沢山書かせていただいていますので、ここでは深入りしません。(別途改めて最新の知見をご報告したいと思います。)けれども、きちんと調整されたスピーカーをお聴きいただければ、その非常にリアルで且つ自然な音をお分かり頂けると思います。今回のJupiter-13はこの事が強く要求される価格帯だと思いますし、実際に音でご納得いただけるレベルに仕上がったと思います。

暫く様子見をしてからシステム完了としたいと思います。ご関心の方は音をお聴きいただいて差し支えないレベルになっておりますので、お気軽に試聴をご依頼下さい。これまでにない会心の作になったと思います。

 

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