Hippo日記

オーディオの事や感動した音楽の話し、お勧めの癒しの音楽など、徒然なるままに書いてみたいと思います。

スピーカーはなぜ進歩しない? その1

2015年10月16日 | オーディオいろいろ

 

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ここで新発売にあたっての本音トークも含めて、現代のスピーカーに対する思いをお話ししておきたいと思います。

頻繁にスピーカーを買い替えて、「ああでもない、こうでもない」とやっておられる方を見るにつけ、胸が痛みます。機械としてのスピーカーに関心があって、弄って楽しまれる向きは一向に構いませんが、どうにも音質的に納得が得られなくて堂々巡りをしておられる方にとっては、「もういい加減にしてくれ~!」と怒鳴りたくなる様な思いがあるのではないでしょうか?

アンプや録音再生技術はそれなりに進歩感があるのに、未だにスピーカーは旧態然とした、装置として低い完成度のままの状態ではないかと思われる方も多いはず。新素材の製品が次から次へと出ても決定打とはならずに消えてなくなり・・・を繰り返し続けている様に見えます。

一体その原因はどこにあるのでしょうか?

ARK-8に始まり、今回のフローティングマウント・アダプターを製品化するに至り、かなり思うところがあるので、その事についてお話ししたいと思います。

ところで・・・<戦前のスピーカーは、>

戦前のドイツでヒトラーがプロパガンダに力を入れた話は有名ですが、即ち高性能な拡声装置の開発に力が入れられて、飛躍的な進歩を見る事になりました。この時代の装置はヴィンテージオーディオとして珍重されており、その音離れの良い音は未だに説得力と魅力感があると思います。

この時代は永久磁石が普及しておらず、励磁型スピーカーが主流のため、磁気回路が重くて、設置時には磁気回路部を台座に固定する構造でした。そして劇場などで平面バッフル型のシステムを使用していましたが、スピーカーユニットは敢えてバッフル板に接触させない構造の物がありました。即ちフローティングマウントは戦前に実用化されていた事になります。

この構造は後年の例えばRCAのいわゆる電蓄(デンチク)でも引き継がれており、バッフルの共振が音質上有害である認識は昔からあった様です。

ところがです・・・<呪いのフレームマウント構造>

今日のスピーカーユニットの取り付けは、フレームのフランジ部をバッフル板に固定する(以降フレームマウント方式と呼びます)のが常識です。取り扱い易くて合理的な構造であって、もはや変更の余地はないですね?

私は、このフレームマウント方式が、言わば「スピーカーの進歩を阻害する」大きな要因になっていると認識するに至りました。

それでは次回は、<何故スピーカーを買い替えるのか>という話題から始めたいと思います・・・

 

 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
10cmなど (Daphnis)
2015-10-16 22:27:28
フローティングマウント・アダプターですが、10cmなど他の口径用の発売予定はあるでしょうか?
Unknown (Mr. Hippo)
2015-10-16 22:45:28
今晩は、Daphnis様。

8cmに関してはARK-8があるので微妙ですが、10cmは実現するつもりです。17cmはどうしようか・・・考え中です。最近益々やりたい事が増えてきて困っています・・・(^^;
8cm用も是非 (kinako)
2015-10-18 17:48:26
はじめまして

DCU-F103Wを購入して、スピーカーBOXを検討中ですが、
8cm用も是非レパートリーにお加え願います。
Unknown (Mr. Hippo)
2015-10-18 21:49:08
kinako様はじめまして。

承知しました。やはり8/10/13/17の一連のシリーズは押さえる必要がありそうですね。順番や時期はお約束できませんが、ご期待に添える様、鋭意努力致しますのでよろしくお願い致します。

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