Hippo日記

オーディオの事や感動した音楽の話し、お勧めの癒しの音楽など、徒然なるままに書いてみたいと思います。

スピーカーは何故進歩しない? その3

2015年10月20日 | オーディオいろいろ

 

 

 

前回の続き・・・スピーカーの音作りのトレードオフ、<原因とブレークスルーは何か>

この問題の大きな原因が、ユニットフレームやキャビネットの振動にあるというのが私の結論です。勿論ユニットそのものの音質やネットワークのチューニングなど、他にも重要な要素はありますが、これら全ての足を引っ張って、トレードオフを作り出している犯人が「振動問題」だと思います。

話を進めます。

スピーカーの振動板を高速で駆動するための強い反力が磁気回路部で発生し、これがユニットフレーム→キャビネットと伝わって、内部で複雑な定在波やエコーとなる機械振動を作り出します。どの様な新素材を使っていても、バスケット形状のフレームや箱形状のキャビネットは、ミクロの目で見ればフニャフニャの紙細工の様なものです。この振動(ノイズ)の一部はキャビネットから雑音として放射され、また振動板にも戻されて歪音として放射されます。

まとめると、従来のフレームマウントのスピーカーシステムでは、

・ キャビネットはノイズや歪音の巣窟
・ 振動板を正確に動かせるだけの「メカニカルグランド」がない

これにより作られる音は・・・

・ 煩い!
・ 雑味が多くてガサツ! 細かい音も聞こえない!
・ 音力がない! 厚みもない!
・ 不正確で定位も音場感も鮮度感も出ない!

そのせいで、キャビネットを鳴らして厚み感を補填したりといった、ある種本末転倒(トレードオフ)な改善策を強いられていると言っても良いと思います。

そしてこのブレークスルーとは?

ハイそうです、もうお判りですね? 正にその様に思うに至った訳です。

次回は<フローティングマウントによる音質改善>についてです。

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2 コメント

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Unknown (keik)
2015-10-20 19:39:45
断面図を見ると、プロジェクトFは既にデッドマス着いた状態にも見えますね。17cm用がF用も兼ねられるといいなーとちょっと思ったり。

あ、でもうちは切削フレームだからダメか・・・
Unknown (Mr. Hippo)
2015-10-20 21:27:37
今晩はkeikさん。

L11は物量が多いご利益で、ある程度のデッドマスになると思います。ざっくりMoの500倍くらい欲しいかな、と考えると、7kg程度が目安ですね。

切削フレームへの対応ですが、無責任な大風呂敷は広げられないので、とりあえずノーコメントとさせて下さい。いずれにせよ、むやみに種類を増やす事は出来ないので、ある程度のユニバーサリティを持たせる事も検討課題ですね。暫く時間を下さいませ。

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