6月23日(土)
その1、その2に続いて、教科書をできるだけ安く買う方法の続きを。
と言っても、もうあまり書くことはないのだが、ネットで古本を購入する際に大事な事を二つだけ書こうと思う。
まず一つ目は、もしなにか購入した本に関してトラブルがあった際、まずメールなどで売り手とをコンタクトをとるのが普通なのだろうが、基本的には送られてきた本を自分で梱包し直して郵便局に持っていて送り返し、返金してもらうしか方法がないという事。
因みに僕は今まで合計で何十冊もの本をネットで購入してきたが、一度だけ間違った本が送られてきた事がある。発送に時間が掛かった上に間違った本を送られ、相当頭にきて売り手にコンタクトをとったのだが、ただ送り返してくれとしか言わない。
待たされた上にまともな謝罪もなく、余りにも横柄な態度にメールで抗議した所、返信が全く来なくなったので、half.comに連絡したら、僕がその本を送り返し、売り手が返金するよう指示が来た。
売り手の立場からしたら、僕が本当に間違った本を受け取ったかどうかは、本が送り返されて来ない限り(いや、送り返されても厳密には)確認できないわけで、half.comもその辺を良く分っているらしく、こういうトラブルがあると返品・返金で済ませるのがどうやらマニュアル通りの対応らしい。
僕もたかが本一冊でいつまでも揉めているのは馬鹿馬鹿しいので素直に返品して、返金されたのを確認してそれで済ませたが、本当に大事な授業にどうしても必要な教科書を買った時にこういうトラブルに巻き込まれると相当面倒な事になると思う。
ネットでの買い物は、現物を手にとって確かめる事ができない為に、こういうトラブルが起きるリスクが常に伴う。そのリスクを自分の選択肢にどう反映させるかは人それぞれだが、そういうリスクがあるということだけは常に意識しておかなければならない。
二つ目は、支払方法について。
ネットで古本を買う場合、殆どの場合がクレジットカード決済である。ただ、多くの場合、日本から持ってきたクレジットカードは支払方法として受け付けてもらえない。
というのは、アメリカでオンラインでクレジットカードを使って買い物をする際、カード番号のほかに、ほぼ必ず“Billing Address”と言って、そのクレジットカードの請求書送付先住所を入力する事が求められる。
この住所がアメリカ国内でない場合、そのカードでの支払いを拒否される事が結構ある。つまり、ネットで古本を買う場合、多くの場合アメリカで作ったクレジットカードが必要になる。
ただ、外国人である留学生がクレジットカードの審査を通過してカードを作るのは思いの他難しく、仮に審査を通過できたとしても結構時間が掛かる。しかも最近はSocial Security Numberの取得も制限があるらしく、留学してすぐにクレジットカードを持つのは結構難しいと思う。
そこでクレジットカードの代わりとして役に立つのが、デビットカードである。
多くのアメリカの銀行は、当座預金口座を開設するとデビットカードを発行してくれる。銀行によってはデビットカードの使用料を月に何ドルか請求する所もあるが、自分の通う学校周辺にある銀行を幾つか回れば、1つくらいは学生向けに無料でデビットカードを提供する銀行があると思う。
このデビットカードが日本のデビットカードと違うのは、デビットカードでありながらVISAカードでもある点である(日本のデビットカードも今はそうかもしれません・・・)。
デビットカードにVISAマークが付いていれば、VISAカードを支払方法として受け付けているhalf.comを含む殆どのウェブサイトで、このデビットカードを使って支払う事が出来る。
ただ、クレジットカードと違って、常に銀行の預金残高に注意しておかなければならない。残高を超える額の買い物をしてしまうと、ペナルティとして数十ドルの罰金が貸されてしまう。
預金残高がマイナスになる心配がある僕みたいな上級貧乏人には注意が必要な所である。
とここまで、教科書を出来るだけ安く買う方法についてとりあえず思いついた事を全て書きました。ただ、本の値段と発送の為の時間、本のクオリティ等のバランスをどう取るかはあくまでも個人の価値観の問題になると思います。
なお、月並みではありますが、このブログの内容によって生じたいかなる被害にも僕は僕は責任を負いませんのでご了承ください。
訴訟社会で暮らしていますので、念の為です(笑)。
海外部門435ブログ中10位です。
留学部門285ブログ中89位です。
留学部門76ブログ中9位です。
各ランキングのロゴをクリックして頂くとランクが上がります。
いつもご協力ありがとうございます。
ランキングは6月23日現在。
最新の画像[もっと見る]
- 貧乏としての度量を試される一週間。 14年前
- 貧乏フォト。 14年前
- 貧乏フォト。 14年前
- 貧乏フォト。 14年前
- 貧乏フォト。 14年前
- 貧乏フォト。 14年前
- 貧乏フォト。 14年前
- 貧乏フォト。 14年前
- 貧乏フォト。 14年前
- プリンター来たる。 (1/2) 14年前
わたしはこれからまさに、ボロボロの服を着て、いつもお腹を空かせて、シャワーは3日に1度ぐらいの浮浪者のような生活をするわけですが(おおげさ)、本当なら貧しさに負けて(いえ、世間に負けて)しまうかもしれないようなところ、“上級貧乏人”だなんて言い換えると、ある意味カッコイイですね(実はちょっと笑ってしまいました)。元気付けられました。これからも更新楽しみにしていますです。
(別のサイトで“今更留学”というこれまた良い言葉を見つけたので、そちらにもコメントを残させて頂こうと思っています・笑)
貧しさに負けないようギリギリのところで踏ん張る生活が続いています・・・