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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ 2001年 アメリカ 

2005-09-21 | ドラマ
捉えどころがない、と言ってしまえばそれまでだが、最初から最後まで淡々と進行する、テネンバウム家の悲喜こもごもをつづったお話。

法律家であったロイヤルは、妻と別居することに。
養女であるマーゴを含め三人の子供たちは、皆天才揃い。
〈第一章〉となる22年後までに、一家は離散。
やがて、ずっと音信不通であったロイヤルが、家に戻ってくるのだが・・・

キャスティングがよかった。
主、ロイヤルをジーン・ハックマン。
以前にも述べたが、本当に演技派といわれる役者はコメディも上手い。
好き勝手をしてきたお調子者のロイヤルを好演していた。

それから目を引いたのが、マーゴ役のグウィネス・パルトロウ。
今回の役は、彼女の新境地といってもいいんじゃないかな?
彼女のイメージをひっくり返すようなキャラだったし、個人的には、こういったヒネくれタイプのほうが、彼女には合ってると思う。

〈序章〉から〈終章〉まで、場面ごとにつづる方法は他でもよく使われるが、マーゴが劇作家という設定からか、なかなかシャレていてよかった。

元天才児たちも大人になれば、わりと情に流されやすい凡人と化するのであろうか。
頭が良すぎれば良すぎたで、それなりの葛藤も生じやすくなるし。

ふと世間を見渡すと、そういった例が結構あることに気づかされる。
 
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