アブリコのCinema散策

のんびり映画でも観ませんか

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ ’98 イギリス

2005-12-21 | アクション
女性たちには、「マドンナのダンナの・・・」と前置きしたほうがピンとくるであろう、ガイ・リッチー監督のギャング映画。
金の奪い合いに躍起になる男たちを、シニカル・タッチで描いたこの作品、なかなかの傑作である。

タランティーノ作品のイギリス版といった感じであろうか。
曲の使い方やカメラショットとか、何気に似た感があるなぁと思ったりもした。
本作品は女が一切からまない、野郎ばかりの、銭&銃取り合戦である。
なんとスティングが、やや奇妙がかった風のバーのオーナー役で出演していた。
登場頻度は少ないものの、存在感があったなぁ。

中~終盤にかけて、一気に面白くなってくる。
締めくくりもハラハラさせながらも、ニヤリとさせる巧さで一興である。
リッチー監督、今回脚本も兼ねているが、非凡だよなぁ。

少し前に、あらら!?どうしたの?と、首をかしげたくなるような駄作を出しちゃいましたけど、時間も才能も無駄にしてしまったようで残念でありますが、ま、おかあちゃんのためならエーンヤコーラ、なんでしょうかね(笑)