横濱中国茶 Adept Salon サロン・ド・クロノ

中国茶の世界へようこそ+調和心理学LABO+移動魔方陣

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LESSON-1 家庭で気軽に楽しめる中国茶のいただき方

2008年12月20日 | サロン徒然
ふだん何気なく飲んでいる烏龍茶やジャスミンティーなどの中国茶。実はその奥には、深い中国茶の世界が広がっています。その世界を知り、本格的な中国茶を様式にのっとって家族やお客様に振る舞えば、感心されること間違いなし!それでは、ティーセラピストの黒野歩さんに、中国茶について教えていただきしょう。



お茶好きが高じて中国茶のプロフェッショナルに

中国政府公認の茶藝師・評茶員であり、中国茶サロン「サロン・ド・クロノ」で、お茶の飲み方や楽しみ方、さらにはお茶に関わる文化についてのレクチャーを行っているティーセラピストの黒野歩さん。サロンに訪れる人は性別や年齢もさまざま。日本茶や紅茶好きの方も通っていらっしゃるとか……。
そんな黒野さんの、お茶との出会いはどのようなものだったのでしょうか。

「もともと、特別中国茶が好きだったというわけではないんです。ただ、お茶好きだった母から強い影響を受けたんですね。子供のころから、母にお煎茶やお抹茶の手習いをしてもらっていましたから」
だんだんと、黒野さんご自身もお茶への興味が深まり、成長するに従って、紅茶のレッスンに通ったり、セミナーを受講したりするように。さらには築地表千家の門を叩き、茶道のお稽古をするようにもなったそう。

「中国茶に目覚めたきっかけは、父からのお土産。仕事の関係で海外に行くことが多かった父が、あるとき中国でもなかなか手に入らないという烏龍茶を頂いてきたんです。こんなにおいしいお茶があるのか!と驚かされ、目を覚まされた思いでした」
本場中国の烏龍茶の味と香りに魅了された黒野さん。「もっと中国茶のことを知りたい」、と思うようになり、独学で勉強を始めたそう。しばらく子育てに専念していた時期もありましたが、ついには中国で公認高級茶藝師などの資格を取得するまでに。
そして、2002年に、神奈川県横浜市に転居したことをきっかけに、現在のサロンで中国茶教室などの活動を始めたといいます。

「お茶のルーツは中国にあります。中国茶を通して、日本茶や紅茶など他のお茶をより深く知ることができました。中国茶はさまざまな文化とも密接につながっているので、興味は尽きませんね」
では、その奥深い世界を教えてもらいましょう!


    中国茶にはさまざまな種類が。自分で好みの茶葉を見つけ出すのも醍醐味


中国茶は種類が豊富。好みの味がきっと見つかる!

まず、中国茶について黒野さんに聞いてみました。
「その昔、お茶は貴重品でした。不老長寿を求めた中国の皇帝たちに献上された妙薬が、お茶のルーツです。そこから、だんだんと庶民も普通に飲むことができる、スタンダードなものに変わっていったんですね」

中国茶と言うと、日本では真っ先に烏龍茶を思い浮かべますが、実は中国では緑茶の方がポピュラーとのこと。中国茶の茶葉には驚くほど多くの種類があり、現地では効用(陰陽五行思想)によって飲み分けもされているのだとか。

「中国茶には緑茶、青茶、黒茶、ジャスミン茶、プーアル茶、工藝茶などなど、さまざまな種類があります。さらに茶葉の銘柄は、1500~2000種類くらいあるとも言われているんです。それぞれ、色も違えば味も違う。だから、本当に奥深いし、飽きないんです。お茶の名前には産地・形状・色などが反映されていて、『どこ産の品種は何か』などを推理する…といった謎解きの面白さもありますね」

本格的ないただき方を考えると、茶葉の種類によって飲み方・茶器の使い方にも違いがあるそう。でも、自宅で気軽にいただくときは、特別な道具をそろえる必要はないそうです。
「まずは、お茶の味や香りを楽しむことが大切。マグカップに茶葉を入れるだけでも十分。道具はあればあったで楽しめるし、なければないでかまわないのです」

本格的な中国茶用のきゅうす=茶壷と器でお茶を入れてくれる黒野さん。


おいしい茶葉を見つけ出す秘訣は、「コミュニケーション」にあり

中国茶には実にたくさんの種類があるということで、初心者は選ぶのに悩んでしまいます。オススメのお茶といったらなんでしょう?

「日本人に好まれるお茶としては、台湾の凍頂(トウチョウ)烏龍茶や、文山包種(ブンサンホウシュ)などがあります。これらはとても飲みやすくて、入門者向けだと言えるでしょう。また、雲南滇紅(ウンナンテンコウ)という紅茶はとても甘みがあり、西洋の紅茶を飲みなれている人は驚きを感じると思います。ただ、お茶は季節によっておいしさも変わりますし、目当てのお茶が入荷されない、ということもあるので注意が必要です」

何より大切なのは、いろいろなお茶を試して、好みの味や香りを発見していくことだそうです。そして、お茶を選ぶ一番の方法は「お店の人とよく話すこと」。

「お店の方にお薦めのお茶はなんですか?」と積極的に話しかけるのが大切なんです。お店の方とコミュニケーションをとることで、それまで知らなかった知識も手に入りますし、本当においしいお茶に巡り合うチャンスも生まれるんです。また、ブランドや品種にこだわりすぎないことも大事です。気に行ったお店ができたら、頻繁に通ってお店の方と話し込み、自分の好みを覚えてもらえたらいいですね」





『凍頂烏龍茶』という青茶はこんなにきれいな色!隣の長細い杯が聞香杯。



香りを「味わう」、お茶のセラピー効果

「お茶」と聞くと、単に飲み物だと思ってしまいがちですが、味だけでなく、香りを楽しむのも中国茶の醍醐味のひとつなのだそう。
「中国茶を楽しむときは、飲む前にまず香りをかぎます。お茶の香りにはリラックス効果があるんですよ。たとえば、仕事のあとや家事のあとなど、疲れたときにお茶を入れてみてください。アロマテラピーの効果が得られ、疲れも和らぐはず。お茶を飲むことと香りをかぐことで、内側と外側の両方から癒されるんです」

実際に、黒野さんが試してくれました。
お茶の香りをかぐだけのために使用する聞香杯(もんこうはい)にお茶が注がれ、その上にお茶を飲むための杯がかぶせられます。ひっくり返して、杯の中に聞香杯が立っている格好に……。
「聞香杯を抜き取って、そこに残った香りをかいでみてください。さらに、しばらくしてからもう一度かぐと、香りが際立ってきますよ」

聞香杯を鼻に近づけてみると、とてもさわやかな香りが!しばらくしてからもう一度かぐと、水分が抜けて、香りがどんどん強くなっていくのがわかります。
「お茶の香りをかぐのは、もちろんいつでも構わないのですが個人的には夜がオススメ。人通りが激しく、空気の動きが活発な昼間と違って、夜は空気が落ち着いてきます。ゆっくりと時間をかけてお茶を入れ、香りをかぎ、味わうことは、現在のスローフードやLOHASなどにもつながる営みなのです」

中国には「工夫茶」という言葉があるそうです。これは「手間暇かける」という意味。時間をかけてゆっくりと、お茶を味わう時を持ちたいですね。


黒野さんのオススメ!

「雲南省の紅茶です。西洋の紅茶に比べて渋みがなく柔らかな味。どんなお食事にも合いますよ」



雲南滇紅(ウンナンテンコウ)
30g/2000円
取扱店:海風號
住所:〒106-0044
東京都港区東麻布1-29-20
TEL:03-5575-0805
FAX:03-5575-5120
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