Sixteen Tones

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オビから読むブックガイド

2017-06-18 05:41:11 | 読書
図書館本に対する不満は,オビが剥ぎ取られ,カバーが本体にテープで固定されていること.
これも図書館本でオビはなかった.しかしカバー写真の下 2/3 の白地の部分はオビをそのまま転載したのではないかと思う.

竹内勝巳,勉誠出版(2016/3).

著者は「本のオビ研究会」主宰で,「あとがき」によれば,20 数年間に収集したオビは数万本とのこと.多くは神奈川県立図書館から提供されたそうだ.この本のもとは,研究会会報「スパーク通信」への連載とある.

「まえがき」には三島由紀夫の「仮面の告白」初版本の 2010 年 4 月の時価が,オビなし 4.5 万円,オビ付き美本なら 50 万円,つまりオビの価値は 45 万円であることが示される.この文章はそのまま,この本の裏オビに転載されている.まえがきでは,雑誌「面白半分」の「日本腰巻文学大賞」のことも書いてあって,懐かしい.

本書の大半は「2章 オビの値段」で,タイトルと異なり,オビが枕になっていることを除けば,ケレン味のないブックガイドである.オビから物語を読む / オビから歴史を読む / オビから人物を読む / オビから文化を読む の4部構成.沢木耕太郎と伊坂幸太郎の数字をタイトルとする本,横尾忠則の 114 字のタイトルを持つ本,井上ひさしの「ふ ふ ふ」と「ふ ふ ふ ふ」などが紹介されるところが,ブックタイトルとデザインに拘らざるを得ない,この本らしい.

版元の勉誠出版の業務内容は,HP によれば「文学・語学・歴史・考古・美術史・図書館学などの専門書・入門書を中心とする図書及び電子媒体の出版・販売」とのこと.この中では「図書館学」が目を引く.

自分もオビの惹句を考えたことがあるのだが,http://blog.goo.ne.jp/ablerail1007/preview?eid=1cf3fd3c24e035fb62ff6d40057407d1&&t=11948179015944e18a38aac?0.7763311857917704,駄作だった.
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