Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

想像ラジオ

2015-03-23 07:56:31 | 読書
いとうせいこう 河出文庫(2015/2)

単行本刊行は 2013/03.書店のホームページをコピペすると
 第11回 本屋大賞 第8位
 紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2014」1位
 第10回 ダ・ヴィンチ編集部が選ぶ プラチナ本 OF THE YEAR 2013
 iBooks Best of 2013 今年のベストブック
 第2回 静岡書店大賞 小説部門大賞受賞作
 第35回 野間文芸新人賞受賞作
 第149回 芥川賞候補作
 第26回 三島由紀夫賞候補作

「BOOK」データベースより*****
深夜二時四十六分。海沿いの小さな町を見下ろす杉の木のてっぺんから、「想像」という電波を使って「あなたの想像力の中」だけで聴こえるという、ラジオ番組のオンエアを始めたDJアーク。その理由は―東日本大震災を背景に、生者と死者の新たな関係を描き出しベストセラーとなった著者代表作。*****

上の文章を補足すると,どうやらDJアークは津波で流されて木のてっぺんに引っかかって,第1章では自分の生死の判断もつかないらしい.
個人的にはこのところ知人友人の訃報が相次いでいる.朝起きない = 死んでいた という方もおられた.死ぬと言うことは,永久に夢から醒めない状態かもしれない.高齢者ともなると,死ぬことに,覚悟というほどではないが,何となく諦めを感じるようになる.しかし若い人が地震や津波で突然命を奪われたら...と思うと,なんだかこの小説にリアリティを感じてしまう.

全5章のうち,1-3-5 がDJ.第2章は一人称,第4章は会話という構成.

この著者で他に読んだのは,みうらじゅんと共著の「見仏記」で,これはシリーズ化された仏像探訪記.見仏の成果が抹香臭くない宗教小説 ??? として実ったようだ.
自分がラジオ世代なので,この本への好感度が増加した ?
ジャンル:
東日本大震災
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