Sixteen Tones

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前立腺癌のその後

2017-08-20 08:49:38 | エトセト等
地域の「すこやか健診」で PSA (前立腺癌細胞の活性度を示す目安としておこう) が高いと言われ,付近の病院で生検.
大学病院で,2015/5 の手術で摘出した標本では,グリソンスコア 4+3=7 で,中程度に悪性であった.

グラフの縦軸の PSA は.手術後一年前から順調に ! 上昇した.再発というわけで放射線で癌を叩くことにした.
手術時点で転移している場合は,手術によって PSA が 0.0... にまで下がることはないという.PSA 2 程度だと検査しても癌はみつからない.というわけで摘出した箇所周辺に癌が残っていたと仮定してそこに放射線を照射した.

トップのグラフから分かるように,放射線照射には何の効果もなかった.左は同じデータを対数プロットした結果であるが,よく直線に載り,半減期ならぬ「倍増期」が約3ヶ月半であることがわかる.二つの病院の検査データが混在しているのだが,有効数字が2桁と3桁の違いがあり,2桁データの方が数値が低めに出るらしい (切り捨てだから当然?).
残念ながら 15 ヶ月からの治療では,癌がいないところに一所懸命に放射線を当てていたらしい.

この5月,手術後2年で CT と骨シンチグラフィで調べたところ,第7胸椎,写真で赤マルで囲んだ箇所に転移が発見された.
この時点でホルモン療法を始めた.効果覿面.3ヶ月で PSA は 0.04 にまで,めでたく下がっている.....というのが,現状.
続きます

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