Sixteen Tones

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温暖化グラフの印象操作

2017-08-13 08:37:01 | 科学
今年の夏は去年より暑く感じられる.
と,いうわけでか,Facebook に左のグラフが引用されていた.原典は2015年8月の twitter である,8月の東京の気温の推移.気象庁のデータを抽出してプロットしたもの.横軸の年号は隔年だがプロットは毎年,縦軸は5度刻み.
「年ごとにバラつきはあるものの、想像していたような右肩上がりの結果は見受けられない。「地球温暖化で暑くなっている」というイメージは間違いだったのか…。」というナレーションつき.ネットユーザーからの反響の例として「異常気象と言い続けるメディアに見せたい」などがアップされていた.

これはトランプ派のグラフの出し方だろう.反トランプ派として上図右のように,原図の縦軸のスケールを倍,横軸を1/2として,下の方を切ってみた.グラフ上でも1度以上の上昇がわかる.
もとの投稿者の意図は不明だが,ナイーブに「温暖化」なら1年1度くらいの温度上昇を期待していたのだろうか.


同じ数値データでも「印象操作」はいくらでも可能である.
古い本 - 馬場雄二「数字を絵で読ませる技術―ビジネスマンの数字表現法」ワニの本 KKベストセラーズ (1981/02) - にこんなテクニックが紹介されていた.棒グラフを円弧グラフに変えて,円弧長が半径に比例することを利用 (悪用) しているのである.

グラフは眉に唾をつけて見るべし !!
ジャンル:
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