今日のPTリハは、ちょっと違った歩き方を教えていただきました。
その歩行は、「受動的歩行」といいます。
初めて聞く言葉です。
ロボット工学などではよく耳にするみたいです。
【受動的歩行とは】
駆動機構を持たない歩行機械が、適切な初動条件を与えられると、重力場を利用して緩やかな坂道を下る現象をいいます。
人間でイメージすると、両足をレールの上に乗せ(軸を二つ作る感じ)、
その上を重心をやや前方にするだけで足が前へ進みます。
この歩き方だと力はほとんど使わなくてよいので、スムーズに歩けます。
(ゾンビみたいになりますが…)
ただし、段差や障害物がある場合は無理です。
今は病棟内の廊下を歩く時だけ、この歩き方の練習をしています。
なぜこんな歩き方をするのかというと、私の場合、回転運動が入る動作は全てめまい感が強くでるのです。
なので、力を抜いて楽に歩ける方法がこの歩き方みたいです。
綺麗な歩き方をする人は、頭から垂直に「一本の軸」をイメージして歩くと思います。
今は綺麗な歩き方よりも、ふわふわする歩き方が少しでも楽になる方が私には必要なのです。
ゾンビ歩きをこっそり練習しまーす。
今の時期は特に寒さで関節が硬くなり、マヒには辛いです
体に負担になる癖は、老化と共に更に悪化する可能性がありますからね
なるべく意識して歩くことは大事です
たまに、自分の歩き方を鏡で見てチェックするとよいかも