abiさんの延髄外側症候群(ワレンベルグ症候群)

平衡機能障害、めまい、眼振、複視、温痛覚失調症、しびれ、自律神経失調症など後遺症は残存しますが、何でも挑戦しています

受動的歩行

2011-01-20 11:46:18 | リハビリ入院(神奈リハ)

今日のPTリハは、ちょっと違った歩き方を教えていただきました。
その歩行は、「受動的歩行」といいます。
初めて聞く言葉です。
ロボット工学などではよく耳にするみたいです。

【受動的歩行とは】
 駆動機構を持たない歩行機械が、適切な初動条件を与えられると、重力場を利用して緩やかな坂道を下る現象をいいます。


人間でイメージすると、両足をレールの上に乗せ(軸を二つ作る感じ)、
その上を重心をやや前方にするだけで足が前へ進みます。

この歩き方だと力はほとんど使わなくてよいので、スムーズに歩けます。
(ゾンビみたいになりますが…)

ただし、段差や障害物がある場合は無理です。
今は病棟内の廊下を歩く時だけ、この歩き方の練習をしています。

なぜこんな歩き方をするのかというと、私の場合、回転運動が入る動作は全てめまい感が強くでるのです。
なので、力を抜いて楽に歩ける方法がこの歩き方みたいです。

綺麗な歩き方をする人は、頭から垂直に「一本の軸」をイメージして歩くと思います。
今は綺麗な歩き方よりも、ふわふわする歩き方が少しでも楽になる方が私には必要なのです。
ゾンビ歩きをこっそり練習しまーす。



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2 コメント

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Unknown (分かってもらえたにっちです)
2011-01-21 18:04:29
マイケルジャクソンですね私もまだ歩き方にくせが残っていますマヒ側の左足のが右方向に曲がったまま足が前に出ます。靴底も変にすり減り足首をくじくことがありました。かかとから着くように意識して歩くようにしたら前よりは、くじかなくなりました。意識しながら歩くのって大事ですね~。
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大事なんです (abi)
2011-01-21 23:01:00
にっちさんも左足が右方向に向いているのですね
今の時期は特に寒さで関節が硬くなり、マヒには辛いです
体に負担になる癖は、老化と共に更に悪化する可能性がありますからね
なるべく意識して歩くことは大事です
たまに、自分の歩き方を鏡で見てチェックするとよいかも
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