悪天候に限って

台風１１号さんに見舞われた関東地方
雨だ！嵐だ！外出を控えてヅラはしっかり押えろとＴＶで忠告されたが・・・。
んな訳にはいかんはなぁ～行くわな～絶対に～出す物あるでな


『何とかなんかいもんかしら？行かないとか？』
そりゃ母ちゃんだって暴風雨！家の天井見上げて雨漏りリサーチでもしていたいが
アナタを含め全員チッコもウンウンもできないじゃろ


『ぼくは雨でも台風でも全く気にならないね』
だな～これからその野生の証明をしに行くんだよな！

カッパを颯爽とはおり、雨の日仕様のズックを履いて嵐の中、半目で出発
いつものコースをそそくさと歩きゴールを目指す。

こんな時のアビイ女王とレイたんは出すのが速攻

『ゴーゴーしゅるしぽんぽんがびちょびちょ』

なんちゅう親孝行な子達じゃ～ささっ帰るべさ～
・・・がーーっガイ先生こんな時はなかなかウンポインツが定まらねぇ

この角を曲がればマイホームをスルーしぐいぐい遠回り・・・Ｏｈ～Ｎｏｏｏ～
良くあるんです！悪天候に限って！コレ名づけて“嫌がらせウンピ”


ア『もう嫌よ～ヘアーが乱れるぅ～』
レ『ねぇちゃん～ぼくもだよ～』

本犬以外の三人の舌打ち！痛烈な帰るコールをバックドロップで跳ね除け、
やっと完璧な爆弾投下位置をロックオンしそのまま発射！

『ふぃ～～～』

出てくれたから今回はまだ良いが散々歩かされて不発弾もある
その時のわたくしの心の中の葛藤と言ったらあなた！
名刀を鞘に納めるのに必死だわよ～！

足並みが

揃いません！ズレズレなのよ～バラバラなのよ～
我が家の茶色い弾道ミサイル達のお散歩と言う追尾速度がーーー！
皆様のお宅の坊ちゃん・嬢ちゃんは団体行動を乱してはおらんのかーーー

『ひゃっほう～散歩だぜー』
ワンステップツーステップなガイ先生とレイたんに比べ。


『や～だるい～歩きたくない～』
なヤル気って何の木気になる木～なアビイ女王様。

もうそのリードとリードの間に立つ私はまるで
北朝鮮人民軍のパレードで披露されるあの行進！
腕を高く左右に振り上げ水平を保った一瞬の状態のその形！
ピンと腕を伸ばしそのままの状態で歩くのよ！総書記もびっくりの美しい姿勢で！

『母ちゃんいつも変なかっこして散歩してる』
ぬぉ～誰だりゃーー！いま失礼なこと言ったやつはーーー！

先頭はガイ先生とレイたん！わたくしを軸に後方にアビイ女王様！
女王様と先生の生誕差は７ヵ月しかないと言うのにこの体力差はなんだね

やっと片手リードでしゃなりしゃなりと歩く頃は自宅ゴールの寸前
『のど乾いたし～暑いし～おやつ食いたいし～仲良く帰ろ。』てな所じゃろ！
息が合うのはこの時だけ欲望が合致したほんの数分のランデブー！


『いや～楽しいお散歩でございやした』

てんでバラバラに歩くミサイル達をさばかなくてはならないため
青空の下での写真はない！キャメラちゃんの命が危ないでな
カッコエエ３頭引きは夢のまた夢・・・

やっぱこれだね

ふぅ～やっと冷えただよ！丸２日もかかっただ！川で冷やしておったからな！
さぁ！やっと食べれるでーーーえがったな～


『わくわくどきどき』
渚のハイカラ先生の胸もズッキンドッキンしておる！


『おおおおおいちぃ～』
おうおう～そんなにうまいかい？目玉が落下しそうだぞ


『甘い！うまい！少ない！』
適量支給だが？一言余計でないか？
食べ過ぎるとお腹ゆるゆるパーリー会場から招待状が来るでな

アビイ女王写ってないけど・・・心配ご無用ちゃんと食しておりましたよ
撮影した画像が全て残像だっただけで！
ナイスファイティングだっただけでーーー


『すいか？食べたかしら？ゲフッ』
ゲフッ？？？

すいかボール

あら～いいビーチボール持ってるね～
ビーチボールとは思えないずっしりした重量感ってをい！
よくよく見てみりゃ本物のすいかじゃねぇがーーーっ

『うふ～おいしいビーチボール買って貰ったの』
残暑が厳しすぎて話しのセンスも切れもないぬるいスタートでこんにちは！


『うはははっスイカだスイカ』
先生も大好きスイカ！
何よりもおとっつあんの好物スイカ！今年何度目の丸かじりじゃろう？


『はやく切って食べようよ』
父と姉のテンションに付いて行けていないがレイたんもとりこのスイカ
慌てるでない！！ぬるいスイカほど頭にくる物はねぇ！

冷える間に聞きなされ！おとっつあんのこだわりスイカメモ
四分の一に切ったスイカを真ん中でスパッと三角錐に切って
地方訛りで言う「おしゃじ」（スプーン）で種をホジホジ食べるのが最高との事

「志村うしろーうしろー」の様に三日月形のスイカを
一心不乱に首を左右に振って食べるのは無しの方向だそうだ

『どうでもいいよ早くちょうだい』
おとっつあんの講釈なんぞ聞いてられねぇ！丸かじり寸前フードファイター女王

そろそろスイカも終わりだな！後一回くらい丸ごと買ってこられるかな？

『後一回ってケチ臭いわね～』
とりあえずヨダレを拭け！

人聞き悪いな！ケチじゃなくってシーズンオフなんだよ

川で冷え冷え

お盆休み不景気のあおりでにどこにも行けず
引きこもっているのか？可哀相に・・・と思われているであろう我が家～
皆さん正解です！不景気風に飛ばされそうです！

でも行ってきちゃったのよ～高速料1000円で！美しい澄み切った渓流に
ご一緒して頂いたのは毎度おなじみこちらのご家族御一行様。


いざ！足の指の数が確認できる澄んだ川へ入～水～
近所には塩水しかねぇ我が家、準備運動は一切せず飛び込んだ！


ア『おおう～！冷たぁ～い！』
レ『足がつく所・・・足がつく所・・・』

それじゃ泳いでもらおうじゃないの！はいレッツらゴー

『この位でいっぱいいっぱいです』

その後深みに連れて行き泳がせるも・・・アップアップしておるだけじゃった！


そんな我が家の頼りないスイミング姿を横目に
活きの良い魚のようにスイスイ泳ぐグーちゃん


さらに驚きは飛び込みを披露するタイガくん
なぜ北京オリンピックの飛び込み選手として召集されなんだね！

一休みする一団
この時タイガ坊ちゃんがおられないのは
鬼コーチに次回の東京だかロンドンだか決まっておらん五輪に向け
猛特訓を受けておったから！
日本代表になった日には日の丸の鉢巻締めて出陣するとしよう



散々水にプカプカ浮いたり沈んだりして体力を使い果たした
ワンコを昼寝させ人間達はランチへ～

イタリアンなお店で冷静パスタなんぞを頂いちゃったの
田舎者のおとっつあんは「いいね冷やしスパゲッティー」と御満悦
冷やしスパゲッティーってなんだね？
まっ！大盛りたいらげて喜んでおったので良しとしてやるか！

でたよ！また速攻胃に流し込んじゃって写真がないよーーー
もはや写真撮り忘れ当然ヨロシク！ブログより食い気

その後某家の城にちゃっかりなだれ込みティーやら洋菓子やらご馳走になり
幸せ満載で帰路に～
楽しい夏の時間をありがとうございました。大変お世話になりました

若人の成長

最近は大雨が降ったり台風が来たりたいして
暑苦しい日々も続いておりませんのにだ！
うちのオジイとオバアは飽きもせずひたすら寝腐るばかり

そんな中一人の若人はパッションをみなぎらせて
ジジババの周りを『ダンスでもしませんか』と旋回するが
気持ちがいい位に無視され、なぜかテーブルに着いた。


『むふっ。こっそりお菓子くれない』
ジジババが相手にしてくれないのでお菓子食べてる所をアピッて
みなを地引網一網打尽！起床集合させちゃうぜ作戦か？


『おかあたんの協力が必要です』
貰えたら一石二鳥だし、頭を使ったようだがダメに決まっとります


『ちぇ～～っ』
作戦は見事失敗し結局寝るしかないレイたん
でもこの頃彼の小さい脳みそが成長しているんです
いろいろ考えている様な？たくらんでいる様な？顔をするんです！

毎日クルクル回っているで、おつむが虚弱体質かと思っておったが
そうではなかった様で良かったわ～

ゴロゴロ

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロなんか鳴ってますよ？


『オヤツのあとは昼寝に限るね』

あら？雲行きあやすぃ～わね！雷きたんじゃない？


『知ってます！とっくに来てます～おへそ盗られる～』
おおう！さすが敏感選手権シード権！早くも避難所に退避しておられる！

これは雷と言ってだね～夏にありがちな自然現象で～と説明しても分かる訳なく
レイたんにとって受難の季節がやってきちゃいました


『ん！ん！きたか』
えっ！今頃？？？気付くのおそっっっ


『慌てない慌てない～あ～ねむぅ～』
雷とか関係ないし～っていうか気付いておられないかも知れんな！

アビイ女王の心臓に毛の生えた図太さと
ガイ先生のチョットの事じゃ動じないまたは気付かないのん気な性格を

レイたんに分けてあげたい！あなたにもチェルシーあげたい

ありがとう

今日のお話は私事で我が家の３頭の話とは少々ずれますので
ご覧になっていてくださっている方すみません。
斜め読みでお付き合いくださいますようお願いいたします。



先日、私の実家で飼っていたＭｉｘのワンコ「さくら」が
１９歳と６ヶ月という大長寿を全うして天国に旅立ちました。

亡くなる前３日間何も口にしなくなり水すら飲まなくなったと連絡があり
いよいよ来てしまうか・・・明日にでも会いに行くからと話しをした翌朝
私の父と母に見守られ安らかに旅立って逝きました。

亡くなる前の半年くらいは心不全を何度も起こしたり
徘徊を繰り返してしまったりしたようですが父が定年を迎え
自宅にいるため毎日父に介護され彼女の辛さは半減したのではないかと思います。

父も亡くなった時、後悔はないと言っておりましたので、
私も悲しみの中にも安心した気持ちが混じって号泣することもなく
静かに涙を流し送り出すことがてきました。

「さくら」は自分で言うのもなんですが父母も同じ思いのようです、
とても頭が良く、やさしく、誰にでも好かれる自慢のワンコでした。

１９年以上愛し続けてきた「さくら」を失い
父と母がペットロスにならないかが少しだけ心配です。
これからは実家に帰る回数を少し増やそうかなと思っております。

騒がしいこいつらを連れて・・・。

『さくらちゃんの分まではしゃいでくるね』

今までたくさんの思い出と一緒に居られた幸せな時間をありがとう。
これからは体の痛み、聞こえなかった耳、見えなかった目から開放されて
広い空の上を自由に走り回って父と母を見守ってね。