阿部卓也後援会総会

2015年11月23日 | Weblog
平成27年度の後援会総会を開催させていただきました。
今年も、こうして無事総会を迎えられたのも、
日頃からご支援ご指導ご鞭撻をいただいている
後援会のみなさま、また私にかかわっていただいた
すべてのみなさまにこころから感謝!感謝!です。
ほんとうにありがとうございました。

今回の後援会総会では、
長年私の後援会長をおつとめいただいた
鈴木秀子会長が90歳になられることを機にご退任され
終身名誉会長に就任されました。
そして第2代後援会長には、高校時代の恩師でもある
菰田勇先生にご就任いただきました。

秀子先生には、市議会議員に初挑戦以来
衆議院選挙、そして3回の県議会議員選挙、
また知事選挙はじめ数々の選挙や活発な後援会活動を
お支えいただいて、いつもいつも応援していただき
本当に「秀子先生あっての阿部卓也」でありました。
こころからの感謝御礼を申し上げるとともに
今後も引き続きご指導ご鞭撻をいただいてまいりたいと
思っています。

菰田先生には、高校時代からとてもかわいがっていただき
またとてもユニークな先生で、教科の古典の授業だけではなく
大人への階段を登っていた高校時代でしたから、
人間として大人としてあるべきの学びをいただいてきたかたですので
今回、再度カタチをかえてご指導をいただけるのは
ほんとうにありがたい限りであります。
厳しくご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

これで、平成28年への準備が整い
また新しい一年への挑戦が始まります。
創意工夫をしながら、よりよい静岡県づくりを第一に、
ふるさと浜松、浜北づくり、ときには日本国のありかたにも
微力を尽くしながら日々誠心誠意取り組んでゆきたいと
思いますので、みなさま今後ともよろしくお願いいたします。

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フラウンホーファー研究所

2015年11月16日 | Weblog
名高いドイツの「インダストリー4.0」への取り組み。
そのドイツの「インダストリー4.0」の頭脳、またはエンジンともいえるのが
このフラウンホーファー研究所です。
ドイツ全土に40か所66の研究所。23000人のスタッフ。
年間研究費は20億ユーロ。財源は30%が州、残り70%は独自財源。
この独自財源は主に企業からの委託研究費。
つまりここは、あらゆる産業・科学技術分野の応用研究を「実用化」するために
存在しているのです。いわば、産業界と研究会の橋渡し役。
大学とも密に提携をしており、各研究はプロフェッサーが主導。
プロフェッサーが主導するメリットは、
① 大学の研究をダイレクトに応用できる。
② 優秀な大学生の人材を確保できる。
事実、フラウンホーファー研究所は、毎年約1000人の学生を安価な賃金で
3年~5年の有期契約で採用。安価な賃金ではあるが、ここで博士号も取得でき、
契約満了後は6~7割の学生が産業界に就職している。これは、「人材育成」と
「人材の流動性」の見地からみてもすばらしいシステムでもある。
66の研究所は、現場責任者と現場の研究者で独自に戦略・戦術を立てて仕事を進める。
研究期間は3年から5年が基本で、実用化に向けての研究に特化する。
今回訪問したミュンヘンにあるフラウンホーファー研究所本部は、
ヘッドクオーター機能を持つが、それは大方針を決めるだけのことであり、
5年ごとに「戦略プラン」をつくるが、その折は66の研究所の責任者を集めて
トレンドを話し合い、テーマを決め、テーマを具現化するために予算配分をしてゆく。

創立は1949年。研究者であり、発明者であり、企業経営者であった
物理学者フラウンホーファー氏(1787年~1826年)にちなんで
「フラウンホーファー研究所」と命名される。
大きくは7分野の研究部門に分かれて、約9000件の契約を企業体と結んでいるが、
うち6割は中小企業体。企業規模による契約金額等の優遇制度はない。
中小企業へのテコ入れを特にしていないということで、実際中小企業体の動きは
まだまだ鈍く、大企業中心の企業体の動きをみているという状況とのこと。

ドイツには「マックス・プラーク研究所」通称MPG(エムペーゲー)という
公的研究機関があるが、こちらは理論重視、机上論の基礎研究が中心。
いわばノーベル賞をめざす研究をする機関。
あくまで「実用化」を重視する「フランウンホーファー研究所」とは対極をなす。

フラウンホーファー研究所には、日本代表部も含めて海外に出先機関があり
世界各地での共同研究にも取り組んでいる。
日本人のフラウンホーファー研究所への留学ないしは就職も可能。
また事務職員の研修もOKとのこと。留学、研修のそれぞれの条件は、
英語ないしはドイツ語が堪能なこと。渡航費用、滞在費用の個人負担。


以上が、フラウンホーファー研究所の概略であるが、非常に興味深い視察となりました。
日本の常識ではない理知的、合理的な考え方での戦略展開であると感じました。
また、このシステムはドイツに世界の技術力や頭脳を集積させるひとつのカタチでもあり、
ドイツが「インダストリー4.0」つまりは「第4次産業革命」の主役になれる可能性を
見せつけている、と個人的には強く感じています。
「次世代の力とはなにか」という問いに対して、私を含め多くの人が答えるであろう
「産業力」「技術力」「人材育成力」「世界への求心力」「独創性」「イノベーション」
というような答えを、“すべてできるよ”と言われたようで、驚愕も持って
この視察を終えました。あらためて、ドイツという国家の総合力の高さを
垣間見た気がします。
・・・大丈夫か日本!?

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トリエステ精神保健局

2015年11月14日 | Weblog
ここは、世界的に有名な施設です。
精神科病院が廃止され、それにかわる施設として臨床型から
“人の全人生とその社会的背景の照準を合わせた”精神保健モデルに
変革したカタチとして世界の注目を浴びている施設です。

これは、1978年にイタリアの180号法
『自発的および強制的な病状確認と保健医療処置法(通称バザーリア法)』
(その後制定された833号『国民総合健康計画法』に吸収)により、
精神医療のありかたをこれまでの「治安モデル」から「適切な治療や
ケアを受け健康を回復するための人間の権利としての治療モデル」に
変えるのだという意思が強くにじむものとなり、治療は強制するのではなく、
当事者である患者の自発性と任意性に重きを置くかたちへの変革を迫られました。

その法律制定による制度移行の成功例がこのトリエステ精神保健局なのです。
フリウリヴェネチアジュリア州の人口は約120万。
旧病院には、1200名余の入院患者がいましたが、それを段階的にベット数を削減。
4か所に24時間オープンの地域サービス網をつくり地域精神保健センターを設置。
各センターは5万~6万5千人の診療圏を形成。
各センターのベット数は4~8。市内の総合病院の精神科にもベットは6。
合計でも30程度ということになり、1200床からすると激減です。
センターはあくまで拠点であり、ほかにデイケアやグループ活動、家庭訪問などが
205名の職員と23名の精神科医師、支援NGOなどによって展開されています。

治療方針は個人個人によって違うので、それぞれにあったプログラムが組まれており
精神保健局には、各自の目的の活動をするために来所をしていました。
社会性を身に着けるために食事を摂りに来ている人、新聞を読みに来ている人、
薬を飲みに来ている人、各種プログラムに参加しにきている人、
カウンセリングを受けに来ている人・・・
患者と思われるかたがたが、施設内でそれぞれが思い思いに自由に行動している。
そんな環境のなかで視察説明を受けましたが、患者と思われるみなさまからは
どことなく穏やかな感覚を受け、日本における精神病院やその種の施設で
お見受けする感覚との格差に衝撃を受けました。

また、重要なメニューとして職業訓練もおこなっていて、
社会の一員、社会参加、というスタンスが人権の確立という精神の
強い現れであると感じました。

そしてこのシステムで以下の3つが大切なことだと強調されました。
①ホスピタリティ
②出入り自由、24時間体制の確立
③地元のコミュニティを大切にすること

また、説明をいただくなかで、センター長から
『日本が入院患者比率が世界で一番高い』
『この施設にも、1981年に最初の日本の視察団が来たが、
その後何も改善がされていない』とお怒りをいただき、
『まずは政治家であるあなたたちが自分たちの背景から組み立てなさい。
そのうえで医師にも意識改革を、そして家族にも参加してもらうんだ』
と厳しいご指導をいただきました。

とにもかくにも、衝撃的な印象と深く考える示唆をいただいた視察となりました。



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イタリア・フリウリヴェネチアジュリア州訪問

2015年11月13日 | Weblog
今年、先方からの申し入れがあり静岡県が友好提携を結ぶこととなった
イタリアのフリウリヴェネチァジュリア州への訪問です。
「ヴェネチア」と入っていますが、都市の「ヴェネチア(ベニス)」
のあるところではなく、その東隣の州です。わかりづらいですよね(笑)
州都は「トリエステ」ここは、かつてはオーストリア領で、
オーストリア・ハンガリー帝国によって建設された貿易港です。
コーヒー好きなかたはご存知のエスプレッソの「illy」の本社は
ここトリエステにあります。

さて、肝心の会談ですが、先方は同州の観光促進センター長の
マルコ・トゥーリオ・ペトランジュ氏、
歴史ある自転車のレース「カルニアクラシック」の実行委員長である
カイネロ氏が出迎えてくれ、さまざまな今後の交流のありかたについて
意見交換を行いました。

この友好提携のおはなしは、イタリア大使館を通じて突然もたらされたもの
であっただけに、先方の意図も知りたいというのが今回議会としての
議員団派遣にもなっているわけで、長時間にわたり様々な意見交換が
なされました。

もともとは、同州にあるイタリアを代表する山である「ゾンコラン山」と
「富士山」の提携という観点からの発想だそうで、まずはイタリアでは
国技ともいえる自転車を通じての交流を目指し、今年8月の「カルニアクラシック」
にはさっそく静岡県から10名の方が参加しています。そして来年10月には
静岡県で自転車大会を開催する予定になっています。

また、10月に川勝知事が訪問して静岡県と同州が結んだ友好提携は
なんと!期限付きでして、この期限内にさまざまな交流メニューを根付かせよう
という、実に現実的に仕事をしてゆこうという内容のものです。
驚いたことに、イタリア側はすでに州の予算化ができており、
前述の来年10月の静岡県訪問団は同州の空港から静岡空港にチャーター便を仕立て
自転車だけでなく、食品や産物の紹介フェアも計画したいという積極的な姿勢です。

また、2019年のラグビーワールドカップや2020年のオリンピックの際の
イタリアチームの合宿地誘致への協力体制や、清水港とアドリア海を代表する
トリエステ港との提携、かつて大地震に見舞われたことがある同州と静岡県との
地震時の協力体制の構築など、川勝知事が話し合っていった事項についての
確認や掘り下げができた、良い訪問となりました。

今後、静岡県側もこの話し合いの結果を受けて、議会での議員連盟の設立など
どのような体制作りが必要かを帰国後話し合ってゆくこととなると思います。
なんにしろ、「地域外交の展開」がこうして大きく展開をしてゆくことは
静岡県の未来のために大きな力になるであろうことを、しっかり実感できた
イタリア訪問となりました。

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ヴェーリンゲン放射性廃棄物中間貯蔵施設

2015年11月12日 | Weblog
スイス訪問のもう一つの大きな目的がここです。
まさに日本でも中間貯蔵施設のありかたは議論の真っ最中であり
浜岡原子力発電所でも乾式キャスクによる中間貯蔵施設の建設が
予定されていますので、とても意味深い視察となりました。
ただし、施設内での一切のメモおよび撮影の禁止を申し渡されたので、
記憶のみの報告となりますのでおぼつかいないところもありますので
そこはご容赦ください。

ヴェーリンゲン中間貯蔵施設は、チューリヒ近郊保養地のバーデンにあります。
スイスには5基の原子力発電施設がありますが、うち4基分の使用済核燃料など
高濃度放射性廃棄物の一時保管施設として2001年に建設されました。

同施設は、スイスにおける原子力関連の各種研究施設や規制官庁などでつくる
「パウル・シェラー研究所(PSI)」の一角にあり、あまりに一般市民の
生活地域に近く、さらには日本の原発のような厳重警備もなくて、
まずはそれにびっくりしました。

余談ですが、スイスはご存知のように永世中立国です。
ただし、平和と中立を守るために国民皆兵制度があり、
兵役登録された各家には武器があり、地下には核シェルターがあるという国です。
ゆえに、原子力に対して寛容ということもあるのかなあ(汗)とも感じた次第です。

施設は整然としており、厳重な密閉式の防護施設になっている様子。
乾式キャスクは、フランス製とドイツ製の2つがあり、ガラス固化してあるものと
していないものに分かれていました。(おなじところにはおいてありましたが)
「ガラス固化はどこでおこなっているんだろう?」
「装填はここでしてるみたいだけど、どのように?」
とか聞きたいことも多かったのですが、言葉の壁もありままならず
かなり消化不良のままデス・・・
トレーラーでの輸送サイトも中間貯蔵保管室に隣接していて、
日本の原子力関連施設を知る者からみると意外性の連続と、不安感の連続でした。
防護服着ていない作業服のかたがたが、我々と出くわしたことにびっくりしながら
核廃棄物マーク入りのドラム缶運んでるし・・・
『それはなに?』と英語で聞くと、『危険だから近づくな!』と
言われるし・・・(汗)
そんなことに気を取られて、説明の英語とドイツ語に集中できず、
理解しきれないところもあり、ここは再度もっと時間をとって
視察をさせていただきたいと感じる施設でした。
個人的には、不完全燃焼デス。
ここはもっと勉強したかった。が、もっと事前の専門的な研究が必要な
こともよーくわかったことは大きな成果です。海外の手法や常識を知ることも
原子力発電所の今後のありかたや原子力という科学そのものの理解を
深めることができるということも、あらためて感じました。
もう少し、しっかり勉強して出直しです。

ここに来るには、ドイツ語ないしは英語と原子力の専門用語の
勉強をされてからこられることをおすすめします。

・・・出口の被爆計測装置通るのが日本人的には心配だった視察でした。
(計測結果は良好でしたが・・・)



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ユングフラウヨッホ排水処理施設

2015年11月11日 | Weblog
“Top of Europe”
と言えばご存知のかたもいらっしゃるのでは?
ユングフラウとメイヒ、アイガーからなるユングフラウ3山の
3454M地点にある世界最高峰の鉄道駅ユングフラウヨッホ駅にある
展望施設他の総称です。

このユングフラウ鉄道は、営業キロこそ9.3kmですが、
標高差1393mを登るという前代未聞の山岳鉄道であり、
完成はなんと1912年!100年以上前なのです。
当時の鉄道王アドルフ・グイヤー・ツェラーの発想による壮大な事業で
工事には16年を費やし、総工費は1600万スイスフラン。
(日本円にして約20億3千万。100年前ですから今のお金の価値に直したら
計り知れないのでは・・・)

そんなところになぜ視察をかけたのかというと、
ズバリ「富士山登山鉄道」の実現可能性への備えです。
非現実的であるという指摘もありますが、山梨県側の富士急鉄道を中心に
構想は進捗をしている様子で、静岡県側としても備えを怠るわけにはいきません。
・・・まあ、本当はそれだけではなく、現時点でも問題になっている
富士山の「トイレ問題」「ごみ問題」の対応策としての現実的な視察でもあるのです。

さて、内容はと言えばTop of Europeのバックヤードをみせていただくという
貴重な体験でした。排水処理施設だけでなく鉄道の管理部門、観光客の管理などを
詳しく視察させていただきました。
下水処理は予想以上の設備で、すべての汚水、残飯などをクラッシュして
液体の状態でパイプを通してふもとの街の処理場に送っており、
極寒状態のなかなので、パイプのヒーティング等の工夫についても
レクチャーを受けました。
また、富士山は登山客の数や健康管理、安全管理などのコントロールに
苦心していますが、さすがは100年の歴史ともいえる見事な管理体制で
本当にここまで視察に来たかいがあったと実感をいたしました。


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ツヴェンテンドルフ原子力発電所

2015年11月09日 | Weblog
沸騰水型の原子力発電所として建設され完成。
しかしながら稼働直前の国民投票で僅差で「NO」の結果がでて断念。
その後再度国民投票に付そうとした折にあのチェルノブイリの事故が起こり、
その後法律で永久稼働しないこと、オーストリアの原子力発電の禁止が決められた
という数奇な運命を持つ世界唯一の「未稼働のまま廃棄された原子力発電所」。

現在は、同型の炉がドイツにあったため未使用の部品を2005年まで売り続け
その後EVN社に払い下げされ、送電設備などを活かし太陽光発電所として稼働している。
また、工科大学と協働して、世界唯一の原子炉内にも立ち入れる施設として
原発施設の実習研究施設としても世界から研究者や技術者が集まっている。
コンピュータやクレーン実習、また世界的に直面する原発廃炉のための実習施設
として活用価値は高い。今後、日本の原発も廃炉時期が否応なく訪れるだけに
炉型の違いはあるにせよ、廃炉手順確認だけでも大変有効な機会を得られると
実感いたしました。

実際、原子炉の内部や、プールの内部、各種配管、発電プロペラ、
フクシマで溶け落ちているであろう原子炉炉心下部の様子などを
直接自分の足で入り、手で触り、観察できた、また直接質問をできたということは
大きな経験と財産になりました。
世界中でここでしかできない視察だけに、これぞ“ザ・海外視察”であったと
痛感しています。ほんとうに勉強になりました。

また、多くの写真を撮らせていただいたので、
原子力の技術者だった弟に見てもらってしっかり検証しておかなければ
と思っています。
そのうえで、今後の浜岡原発のありかたや、いずれくる廃炉の際のチェックにも
大いに参考にしたいと思っています。


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海外視察

2015年11月08日 | Weblog
8日から17日まで県議会の欧州視察団の一員として海外視察をさせていただきます。
ドイツ、オーストリア、イタリア、スイスの4か国です。
メインはドイツの「インダストリー4.0」
これは非常に楽しみです。
静岡県としては、今年度から官民一体で「産業成長戦略会議」を設置して
NEDOや産総研など国の機関とも連携して、精力的に産業戦略づくりに
とりくんでいるだけに、この「インダストリー4.0」は大いに参考になるはずです。

ほかには、原子力政策関連でスイスの中間貯蔵施設の視察と、
オーストリアの完成しながら稼働せず廃炉した原子力発電所の利活用策も視察します。
稼働してないだけに、日本では当然入ることのできない炉心に入れるのではと
ひそかに期待してます。そうすれば、福島での溶解の状況が実感できますし、
今後の浜岡原発の危機管理を考えるうえでも大切な基礎知識となるのではと
思っています。

イタリアは、このたび静岡県が友好提携を結ぶこととなった
フリウリ・ジュリア・ヴェネチィア州との会談が主目的ですが、
世界的に有名な州都トリエステ保健衛生事務所の視察などもあり
豊富なメニューでの視察日程になっていますので、実のある視察を
させていただきたいと思っています。

欧州はだいぶ寒いようですけど・・・
風邪をひかないように気を付けます。
では、いってきます!

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決算委員会

2015年11月06日 | Weblog
9月議会に続き、10日間の会期での決算委員会が終わりました。
「決算をして語らしむべき」
という言葉は重いと常々思っています。
ゆえに、私のなかでの議会の年間日程のなかでは
重きを置いている決算委員会です。

数年前から、分科会制度になり所属常任委員会ごとの審査になりました。
それまでは決算委員に選出されると、おおよそ1か月かけて
全部局の決算審査をしていたので、分担制によりかなりの時間と労力は
軽減されたカタチです。
・・・個人的には、以前のシステムのほうが県の全体像を把握でき、
しかもトータルに比較することになり、とても勉強になりましたので
よかったと思っています。そういった意味では分科会制度だと、
俯瞰できなくなっているようで怖さがありますね。

なんにしろ、今年は建設委員会での決算審査となりました。
交通基盤部での決算審査の中心になるのは、なんといっても「繰越」です。
その名の通り、今年度予算を次年度になんらかの理由があって繰り越すのですが、
交通基盤部の繰越額はケタ違いで多く、毎年決算審査で厳しい指摘をされています。
平成26年度決算においても、巨額の繰越があり事前にかなり精査をし、
議論を重ねました。
平成24年に厳しい指摘を受けて以降、かなり改善をしてきていることがわかりました。
精査すると、気象条件によりどうしても4月から翌年3月という
単年度では実施不可能な工事もあり(港湾工事や河川工事など)、
その「致し方ないもの」と「まだ改善できるもの」
の仕分けをしたうえでの、決算委委員審査となりました。
「致し方ない」ものに関しては、あらかじめ明快な理由説明をしたうえで
繰越明許等の手続きをとること、それ以外のものに関しては、工区や工事規模を
考えることなどをやりとりしましたが、ひとつはっきりわかったことは
単年度決算の限界です。企業会計ならばこんなことに労力をかけずに、
年度を跨ごうが、とにかく天候や人材、機材のやりくりがもっとも効率的なところで
工事を実施すればよいだけで、あらためて四角四面の制度に矛盾を感じる
決算審査となりました。
今後の大きな課題として、これからのあるべき地方自治の姿、地方主権の姿を
描く際、土台づくりを考える材料となりました。

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