地方主権とはなにか。

2010年04月30日 | Weblog
このところの国会での与野党入り乱れた”騒乱”ぶりに、
あちこちで「もう中央政党には期待できない」というお叱りをいただきます。
同僚県議も同様で、「結局、こういう国の混乱があると、批判の直撃弾をこうむるのは、
国会議員でなく、いつも我々生活現場にいる地方議員だ」というぼやきもでます。
「こうなったら、地方新党つくるか!」という言葉まで現実的に考えなきゃ
いけない今日この頃です。実際大阪ではできているワケですから。

それはさておき、よく「地方主権とはなんぞや?」と聞かれます。
いろいろと説明のしかたはあると思いますが、
私はこう考えています。

今までの日本は、”ひとつにすること”をめざしてきました。
それが、国家運営も国民の生活も組み立てやすかったから。
高度成長の波に乗って、経済力にモノを言わせて、何事も
すべて”ひとつにすること”で乗り切ってきた。
それが「中央集権制度」。

でも、低成長時代、マイナス成長時代にはいり、
それが通用しなくなりました。
これからは、ムダを省き、より必要性の高いモノを選ぶ。
「選択と集中」の時代に入りました。
これからは、より細かいレベルでその「選択と集中」が
なされるべきであり、”みんなちがう”特性がある。
それが「地方主権制度」。

これからはバラバラの個性や考え方、手法、制度などなど
それらをすり合わせてゆく時代になると考えます。

今世界で注目されているフィンランドの教育手法
「フィンランドメソッド」というものがあります。
これは、ごく簡単に例えて説明すると、
まず本を読ませます。ただし途中まで。
そこで先生は『今日読んだ本の続きを考えてみましょう』
と子どもたちに問いかけます。
すると子どもたちは、さまざまなストーリーを述べます。
自分で考え想像・想定し、さらに創造・創作をして。
感じ方はそれぞれ違いますが、そこで人の意見を聞いたり
話し合ったり、議論を戦わせたりしてゆきます。
先生は”正解”という答えはもっていません。
子どもたち自身が、いろんなバラバラな考えを、
いろんな道すじをたどりながらひとつにまとめるのです。

この「トレーニング」こそ、地方主権の姿をつくると
私は思っています。
遠く(東京)で決めたことに、なんとなく従うのではなく
近くで(地方)自分たちが考え決めること。
これが「地方主権」の姿ではないでしょうか。

現代政治家はそんな率先してそんな取り組みをすべし、
と私は思っていますし、微力ながらもそう行動しているつもりです。
・・・まだまだトレーニング不足ですが(苦笑)
そんな「地方主権をつくる」活動をぜひみなさん
いっしょにやってゆきましょう!



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昭和に日に思う

2010年04月29日 | Weblog
「現代日本人は古きよき昭和を失ってしまった」
よく聞くフレーズですし、まったくそのとおりと思うことよくあります。

日本人としての礼儀作法や尊き精神性、そして矜持。
これらは本当に大切なことです。

今朝、早起き会で良い学びをいただきました。
(早朝5時から集い学ぶ、社団法人実践倫理宏正会さんです。
わたしも眠い目をこすりながらホントに時々ですが参加させて
いただいています・・・)
それは『反正』という言葉です。『反省』ではありません。

『反省』は「自分の言動やありかたに間違いがなかったかを省みること」
『反正』は「誤りを正しい状態に戻すこと」

今朝の学びは、要約すると
『反省することは簡単ですが、反正することは簡単ではない。
本当に強い意志を持って行動をおこさなければ変わらない、
反正はできない』という趣旨の内容でした。

まさに、今政治家に求められ、問われていることでありますし、
まさに、失った昭和から取り戻さなければならないことでもあります。

今朝は早朝から気合の入る「昭和の日」となりました。

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誕生日

2010年04月27日 | Weblog
今日は娘の5歳の誕生日でした。
しかしながら、夜は会合が入っており夕食はいっしょに食べられず。
なので、夕方仕事を少し早めに切り上げて、スーツ姿のまま西友に。
夕食の買出しのおかあさんたちばかりの時間で、
周囲にスーツと園児服の2人に違和感を抱かれつつ、
(苦笑。・・誘拐犯ではありませんからと目でアピールしつつ・・・)
ユニクロに欲しがっていたTシャツを買いにゆく。
そして彼女待望のエアホッケーを1ゲームだけサービス。
「はじめてパパとゲームコーナーに来た」と少しはゃいでいたので
申し訳ないと思いつつ、ちょっとだけほっとしましたが・・・

果たして楽しい誕生日だったのか心配です・・・
けれど、父親不在のため(またしても苦笑)
弟夫婦や父母が、誕生祝を用意してくれたようで。
枕元に犬のぬいぐるみがいました。
感謝。感謝。

誕生日は特別な日だから、私自身もやはり思い入れがあります。
そう考えると・・・ちょっとなあ・・・。
きっとこれからもこんなことの連続でしょうから、
日ごろから子どもたちにも誠意を伝えることも忘れないように、
また、周囲にも感謝を忘れないように、と
自分自身に言い聞かせる今日一日です。




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メーデー

2010年04月25日 | Weblog
今日は、連合静岡主催のメーデーが各地で開催されました。
私も連合推薦議員として、浜北会場にお招きいただきました。
好天に恵まれ、気持ちの良いメーデーになりました。

日本の経済・雇用環境も様変わりし、
労働組合のみなさまのおかれた立場も厳しいものがあります。
野党時代から、一緒にご苦労をいただいただけに、
政権与党となったいまこそ、いっしょに「政策実現」を
してゆかねばならないとこの半年間感じてきました。

連合さんの主張というのは、
労働組合活動にかかわっておられない方の感覚だと
「自分たちの待遇改善のみ主張している」という誤解がありますが、
世界の恒久平和を追求する運動、植林や清掃などの環境対策運動、
発展途上国への支援(実際井戸を掘りにゆかれるなど)などなど、
さまざまな政策提言や社会貢献、まちづくり、そして国際貢献まで
幅広く活動の分野を広げておられます。

こうした活動を具現化するときが政権交代でやってきたはすです。
経済の建て直しは当然ながら、この高邁な活動を応援できる
体制作りを急がねばなりません。
・・・しかしながら、現在の民主党はゴタゴタ、モタモタばかりで、
決してご期待に応えているとはいえない状況です。

民主党の一員として、そんな申し訳ない気持ちでいっぱいの
今日のメーデーへの参加でした。
せめて、今後も生活現場により近い我々地方議員は、
できるだけ生の声をお聞きし、現場の実情を肌で感じて、
今後も苦難をともにしてゆかねばと痛感する一日となりました。

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お茶の凍霜害対策について

2010年04月24日 | Weblog
本日、民主党静岡県茶園連凍霜被害対策本部として、
特に被害のひどかった島田、掛川、牧之原地区のうち
島田、掛川地区を視察をおこないました。
静岡県のお茶農家は、お茶の消費の低迷、他県の攻勢、肥料の高騰など
たたでさえ苦境にあったところに、この凍霜害のダブルパンチで
さらに厳しい状況に追い込まれています。
民主党県連としては、「農作物の戸別補償制度」を
(現在は米、麦、大豆などカロリーベースの食料自給率対象作物のみ対象)
お茶にも適用するように、強く求めてゆくなど考えうるすべての対策に
取り組んでゆく所存でいます。

私はもともと、この「戸別補償制度」こそ、「地方分権」の
象徴的なものになりうると主張してきました。
それは、「農業こそ適地適作であるのだから”地方主権”で、
その地域ごとに補償対象作物を決めるのが、各地の農業の安定につながる」
と考えるからです。天候的に不向きなことろで、なにもムリに人工肥料や
余分な手間をかけて農業をやるよりも、あくまで適地適作で
各地に普遍的に農業が根付いている。そんな姿が今後の日本の農業の
あるべき姿だと考えるからです。

今回の対策としても有効な手立てであることは間違いありませんので、
しっかりと現状を把握して気合を入れて取り組んでゆきたいと思います。

また、今回は県西部地区はJAや農家のかたがたにヒアリングしても
幸いにして茶だけでなくその他の作物も大きな被害はなかったようですが、
県東部地区は中部同様お茶、そして柿などにも大きな被害があったようです。
それらの把握にも努めてまいりたいと思います。

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あべたく政治塾開催!

2010年04月23日 | Weblog
「平成22年度あべたく政治塾」第2回勉強会を本日開催。
今回は、浜松市の花嶋副市長に講師をお願いしました。
内容は「浜松市の都市計画と土地政策について」という、
生活にも未来にも密着したテーマです。
内容はかなり濃厚で、質疑討議の時間もかなり濃密なものに
なりました。参加者のみなさんはかなり満足した様子でした。
ご多忙の中、お時間を作っていただいた花嶋副市長には
心からの御礼を申し上げたいと思います。

今年は、昨年より年齢層(28歳~80歳)も職種もさらに
幅広になり、居住地もさらに幅広になり、メンバー自体が濃密です。
当初予定の15名程度定員も22名でのスタートとなっていて
おかげさまで盛況です。
ご希望があれば、今後も若干名の追加は受け付けたいとは思いますので、
もし「おもしろそう!」とお感じになったらご連絡をお待ちしています。
電話(053-587-4300)かメールでぜひどうぞ。

また、今年はメンバーのみなさまからのご要望もあり、
勉強会のあとは、有志による懇談会(まあ飲み会ですね)も
設けることとしました。今日が初回となりましたが、
これもまた濃密な時間となりました。
それぞれの人生をお持ちのみなさまのお話は、本当におもしろいし
ためになる、心豊かにしていただける、
今日もそんな時間をすごさせていただきました。

「一期一会」という言葉がありますが、
これやはり大切なことですね。
人との出会いは、やはり人生を本当に豊かにしてくれます。
さまざまに感謝をしながら、さまざまによろこびながら、
今年も「あべたく政治塾」やってゆきたいと思います。

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娘の”奥の手”

2010年04月22日 | Weblog
実家で暮らしていることは、昨日の記述どおりですが、
実家には先祖代々の仏壇があり、こどもたちは、
感心なことによくお線香をあげてくれています。
それも「実家暮らし」のよいところでもあります。

さて、うちの長女は花霞(かすみ)といいますが、
4歳、幼稚園の年中組になりました。
かつて「しんかんちぇんけがしちゃったの?」での
ブログデビュー以来、”天然系”のキャラですが、
最近は、このお仏壇を最大限に活用した
「奥の手」を編み出しています。

最初は吹き出してしまいましたが(笑)、
紛失物があると、仏壇の前に行き「チーン」。
「ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん、かすみんのボールが
なくなってちまいまちた。(まだ”さしすせそ”が幼児言葉です)
どこにあるかおちえてくだちゃい」とお願い。
すると、本当に不思議なことに見つかるんです!
これにはびっくりしながらも、この「奥の手」には
楽しく笑わせてもらってます。

でも彼女にとっては、これは最大の「奥の手」で
ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんの存在は偉大そのもの。
彼女がものごころついたときには、すでに逝去していた祖父母ですが、
(仏壇の上に生前に絵師さんに描いてもらった似顔絵が飾ってありますが)
こんな理由にしろ、ご仏壇を大切にする”説得力”になっていることは
まちがいありません。
もしかしたら、実家に暮らさせてもらう機会をつくってくれたのは
亡き祖父母だったりして、と、ふと思うデキゴトでもあります。

なんにしろ、ご先祖様を大切にする心をもてる機会が
こどもたちにできたことにも感謝です。

みなさんも、ご先祖さまは大切にしましょうね。
きっと良いことがあるはずですよ!

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実家暮らし

2010年04月21日 | Weblog
今、ウチの家族は40年暮らした祖父と父が自ら建築した
(ウチの家業は建築板金家だったのです。今は蕎麦屋ですが)
我が家が、昨年の大雨で台所の床が抜けるほど(天井でなく床ですから)
雨漏りして、住んでいられない状況にいきなり追い込まれやむなく
家の建替えという人生の大事業がいきなりやってきました。
現在莫大な借金の算段も含めて悪戦苦闘中です。
・・・それはさておき。
というわけで今年の初めから、早4ヶ月、
我が家から500M離れた実家で私の両親と同居中です。
3世代の同居は皆初体験ですが、それぞれがいろんな
気づきがあってよいものです。
子どもたちも半年間のじいじとばあば、そしてしんくん
(私の弟です。蕎麦屋をやってくれているので昼間はいるのです)
がいる生活を堪能している様子です。

うちの両親は、孫と暮らすのはもちろん初めてなので
戸惑いもあったようですが、孫に振り回されながらも
孫のいる生活をそれなりに楽しんでくれている様子(?)です。

やはり、たくさんの家族で暮らすということはよいことなのでしょうね。
そんなことを実感しながらの実家暮らしです。
・・・私だけの実感かもしれませんが(笑)

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天災がカーテンを吹き飛ばす

2010年04月20日 | Weblog
みなさんは、アメリカのニューオリンズを襲った
「カトリーヌ台風」を覚えていらっしゃるでしょうか?

あの台風がアメリカと世界にもたらしたものは、
単にニューオリンズの壊滅的被害だけではなかったと
私は思っています。

あの台風で、アメリカが”カーテンで隠していたもの”が
あらわになったんだ、と当時の報道やその後のアメリカの姿から
私は感じていました。

つまり、台風被害で苦しむ多くの黒人系の貧困層の存在が
報道で浮き彫りになり、ずさんな安全対策や救援体制も指摘され、
アメリカの権威は下落。
さらにはその後の「サブプライムローン経済危機」で
経済的にも「アメリカンドリーム」がガラガラと崩れ落ちた。
自由の国、民主主義、資本主義の輝ける象徴たるアメリカは、
もはや存在しない。という衝撃を世界に与えた、と思っています。
それを引き起こしたのが、あの「カトリーヌ」だった。
いや”引き起こした”のではなく、いわば事実を覆っていたカーテンを
台風が吹き飛ばしたのだ、と私は考えています。

世界は、吹き飛ばされたカーテンの裏側を見て、
アメリカの覇権の時代の終わりを悟り、経済でも政治でも
新しい国際関係を模索し始めました。

・・・私は折に触れ、こんなことを言葉や表現を変えながら
このブログで語ってきたと思います。

さて、今回はその”カーテンを吹き飛ばす天災”が
今度はヨーロッパを襲っています。
アイスランドの火山の噴火です。
現在EUの航空網が崩壊状態にあり、
世界のモノの動きも緊急対策的に変化しています。
元凶である”火の国”の別名を持つアイスランドでは、
さらなる別の火山の噴火も引き起こす危険性があるとのこと。
もしかしたらこれは長期化するかもしれません。
すでにEU内では、ギリシャなどの国が非常に弱った状態にありました。
そこにこの天災です。
またしても”カーテンが吹き飛ばされ”
世界を衝撃が襲うのかもしれません。

注意深く、しかも大局的に物事を見てゆかねばらないときだと思っています。



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新生湖西市に思う

2010年04月18日 | Weblog
新居町が湖西市と合併して、本日市議会議員補欠選挙が告示。
旧新居町からの増員選挙ですが、無投票当選となりました。

旧浜北市も現在の浜松市との合併に際しては喧々諤々の議論の末、
市議会もまっぷたつで、僅差で合併を選択いたしました。
その後のことは日本各地の合併事例同様、
合併の悲哀を味わっていることも少なくありません。
何事もそうですが、『大は小を兼ねる』『小異を捨てて大同につく』
ということわざがあるように、常に大きな方が強いのが合併の姿だと
痛感しています。これはいたしかたないことです。
大切なのは、その”いたしかたないこと”をどう説得し、
どう覆し、どう皆が納得できるカタチをつくれるかです。

新居から湖西市議会に新たにご登壇されるみなさまもきっと、
こんな思いをなさることでしょう。
でも、”悲哀”よりも”喜び”が多いほうが良いに決まってます。
ぜひそうなるように、今日のご当選のお慶びを申し上げると共に、
元浜北市議会議員としての実感もお伝えしてゆきたいと思っています。

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