年が明け、少しずつ少しずつ日が長くなっている。今年は、雪は大したことはないものの、気温は滅法低く、連日カリカリに凍りついている。外に干したバスタオルを、乾かないからと家の中に入れようとすると、二つに折れ曲がった形で凍りついている。
それでも、二月も半ばを迎え、日中の気温は雪を溶かすほどにはなってきた。雪かきをして積み上げられた場所は春まで溶けないだろうが、道路の雪は積もってもすぐに溶けるようになった。今朝もうっすらと2、3センチの積雪があったが、今日中には溶けてなくなるだろう。
犬たちを連れての散歩も、春が近づいて来ていると思うと、今まで短めに済ませていたのが、少しだけ遠出をしたい気分になる。犬たちも、今日は歩く気満々だ。
あらよっと、気合いを入れるために放水作業を始めるドリ。
トトはいつのまにか鼻の頭に雪をくっつけている。
30分も歩けば、すっかり太陽が昇り、あたりは白く輝き出す。
枯れ草は、小さな雪の帽子を被り、白い花を咲かせているようだ。春まで、あと何回雪は積もるだろう。