おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

草刈機の最期

2017-09-10 09:29:49 | 福島

 冬を除いて、ほぼふた月に一度は活躍する我が家の草刈機くん。平らな場所だけではなく、立つこともできないような斜面や砂利ばかりの空き地の草刈りでも酷使され、買って数年で調子が悪くなる。

 まず、燃料タンクの蓋が草刈りの振動でいつのまにかどこかに行ってしまい、それからビニールとゴムで応急処置をして作業をしていた。スペアの蓋を買ってはきたものの、今度は草刈機の歯がすっかり磨耗して、切れ味が抜群に悪い。そこで新しい歯を買ってきて付け替えようとしたら、ネジが固くてどうやっても古い歯が外れない。

 今日は地区の草刈りなので、仕方がないから古い歯をせっせと研いで使うことにした。

 が、スペアの蓋からは燃料が漏れ、研いでおいた歯はあっという間に磨耗してしまった。なんとか最後までやりきったが、終わった時点で歯を見ると、ほとんど突起がないただの円盤になるくらいまで歯がなくなっていた。

 というわけで、いよいよ草刈機も買い換えるときが来てしまった。福島に来て購入したので、5年以上は使ったと思うが、いかに草刈りばかりやっているかがわかるのである。

 そういえば、草刈機を初めて手にしたのは、十数年前に大分に移ってからで、近所のジイさんに田んぼの周りの草刈りを頼まれてからだ。ブンブンと唸りを上げて、次々に草を刈っていく草刈機くんの威力にすっかり魅了され、それからはマイ草刈機を購入し、大して刈る場所もない家の周囲の草刈りに励んでいた。

 今では借りている畑の周りや、畑を貸してもらっている人の土地の草刈りや、地区の草刈りなど、草刈り漬けの日々である。

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