思い出のノーサイド

カメラがつなぐパス ラグビーを撮り続けて

北海道新聞夕刊を読んで

2009-02-11 00:42:15 | ラグビー・思い出話

2月9日北海道新聞夕刊にマイクロソフトカップ決勝の記事が出ました。

その記事を読み、試合内容は別にして、結果を祝福できずにいます。

不祥事が続くチームの優勝。NHKニュースではグラウンド上空を

ヘリコプターが飛び、大麻疑惑を報道しました。

90年代後半まで、クラブハウスも照明もなかった東芝府中グラウンド。

近隣住民からは「練習時の土ぼこりがひどくて洗濯物を干せない。」

という苦情があったとか。でも土まみれ、自転車で寮に帰る選手に

法律に触れるほどの悪さをする人はいなかったと思うのですが。

「選手の資質もあるけれど、会社としての教育、管理は?」

と思ってしまいました。プロの契約選手でも社員には違いありません。

大学を中退して入社した選手に、語学学校、ジム、社会奉仕活動。

健全な必須科目は考えられなかったでしょうか。

 

競技場、表彰式では誠心誠意の謝罪。

真摯な気持ちを受け入れられても、真面目にタックルしてケガ、

かわされてトライされた選手、負けて順位を落としているチームは

人目に触れず泣いているかもしれません。

大学チームは謹慎を受け入れ、相応の時間を経て再起しました。

社会人チームはどうあるべきなのでしょう。

再検査の結果を待って、対応が望まれます。

重苦しい文章すみません。あべちゃんの独り言と思って下さい。

 

写真は2006年日本選手権決勝より1枚のせます。

NECグリーンロケッツVS東芝ブレイブルーパス戦。

後半終了間際、モール攻撃の東芝、守るNEC。

NECが守りきってノーサイド。同点で両チーム優勝になりました。

双方の応援の声も、押し合うように聞こえた最高の試合でした。

お楽しみ下さい。

 

タイトルは「力の渦の外(ちからのうずのそと)」   2007年個展出展作です

緑ジャージ NECグリーンロケッツ   赤ジャージ 東芝ブレイブルーパス