金曜日の午後講演会があった。
テーマ:日本における漢語の流行現象-「忖度」を例に- 講師:愛知淑徳大学名誉教授の山内先生
2017年の流行語大賞に選ばれた『忖度』のお話である。
原典の『詩経』では王が他人のことを推し測るという上から下への配慮であったものが、日本に伝来してから、江戸時代の徳川政権下で、下から上への思いやりを指すようにすっかり変わり。現代に引き継がれているというものであり、漢語文化の形成と移入の問題が論じられた。
学生たちにはいささか難しい話ではあったが、資料が豊富に準備してあったので、耳からだけでなく目も駆使して、理解することができたようで、れなりに質問もあり、参加した200名ほどの学生にとって有意義な講演会となったことであろう。
この講演会が終了して学生たちは中秋節の三連休に突入する。一週間後には国慶節休みも控えているので、家に飛んで帰るというわけではないが、学生たちはいつもにもましてみな笑顔で講演会場をあとにしてくれた。
テーマ:日本における漢語の流行現象-「忖度」を例に- 講師:愛知淑徳大学名誉教授の山内先生
2017年の流行語大賞に選ばれた『忖度』のお話である。
原典の『詩経』では王が他人のことを推し測るという上から下への配慮であったものが、日本に伝来してから、江戸時代の徳川政権下で、下から上への思いやりを指すようにすっかり変わり。現代に引き継がれているというものであり、漢語文化の形成と移入の問題が論じられた。
学生たちにはいささか難しい話ではあったが、資料が豊富に準備してあったので、耳からだけでなく目も駆使して、理解することができたようで、れなりに質問もあり、参加した200名ほどの学生にとって有意義な講演会となったことであろう。
この講演会が終了して学生たちは中秋節の三連休に突入する。一週間後には国慶節休みも控えているので、家に飛んで帰るというわけではないが、学生たちはいつもにもましてみな笑顔で講演会場をあとにしてくれた。