底無しの夢(麻亜子の勝手に選歌)

短歌人の皆さんの歌や、読んだ歌集を紹介しています。
「古今伝授の里フィールドミュージアム」のことなども…

短歌人4月号 会員2欄の惹かれた歌

2017年04月21日 | まあこよみ
半纏木の並木の間にのぼる月 さうだゆつくり行けばよいのだ  古川陽子

母からの宅急便来る 文旦が満月のごとまるく顔だす  柊  慧

熱いでて食欲なきまま臥せおりぬもの食べぬ身は安らかなりて  豊田薫子

一瞬に雪に埋もれし東京にラスコーリニコフの冬を思へり  田上義洋

沈黙をあはく濡らせり窓ひとつへだててわれの背に降る雨は  鈴木秋馬

白ばらをあわてて赤く塗る場面不思議の国のアリスにありき  富樫由美子

不幸にはならないはずの運命線おもわず隠す冬のポケット  小原祥子 

希望とは馬のたてがみ揺らす風ばんえい十勝に散る雪飛沫  朝倉 洋
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