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日本とアメリカ

2010年08月07日 23時22分17秒 | 政治
ちょっと昨日の続きです。
日本が戦時中に酷い事をしたからといって、いつまでも特定アジアに謝罪と賠償をせねばならないのであれば、アメリカは日本に、より多くの贖罪をしなくてはならないでしょうね。昨日は広島、明後日は長崎に原爆が落とされた日です。証拠があやふやな特定アジアでの日本の蛮行と異なり、実際に2つの都市が壊滅し、たくさんの命が失われているのです。戦時中という特殊な状況を考慮しても、謝罪を求めていいように思えます。

しかし、その事に対して謝罪を請求してどうなるというのでしょうか?どんなにたくさんの謝罪の言葉や賠償金をもらえたとしても、亡くなった人が帰ってくる事はありません。ならば、謝罪する事よりも、同じ悲劇を繰り返さないように努める事のが贖罪だと思います。
今、世界規模の戦争がなく、比較的平和なのは、核兵器の抑止力のおかげでもありますが、言うまでもなく核兵器は世界を滅ぼしえる両刃の剣だという事を忘れてはなりません。今すぐは無理でも、核兵器に頼らない世界を目指していって欲しいものですね。

昨日は、広島の平和記念式典にアメリカなど核保有国の代表が初めて参列しました。この事に、いろいろとやるせない気持ちを抱える人も多いとは思いますが、韓国のように、戦時中に苦しめられた相手に対しての憎しみばかり育てていては、未来を築けません。戦争は、誰もが加害者であり被害者だったのですから、憎むべきは戦争そのものなのです。
今回の平和記念式典へのアメリカの参列は世界平和へのための大きな一歩だと思います。戦争で戦った相手ですが、戦争に核兵器を使用した唯一の国であり最大の核保有国であるアメリカと、唯一の被爆国であり核兵器を持たない日本だからこそ、力を合わせる事で、核兵器に頼らない世界平和の道を見つけ出せるのではないかと期待しています。
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