ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

感覚より根本を先に…

2017年01月10日 | ゴルフ理論…私の見解
一昨日のブログにパッティングのことを書いていたら…
読んでくださった方が、
「パッティングも、身体が動くからパターが動くんですよね。なるべく真っ直ぐ引いて真っ直ぐストロークを出せた方が良いなら、おのずと身体のどこを動かせたら、そういうストロークが出来るのか?…も分かりますよね」と言ってくださった。

そして、
「以前に、手のひらの人差し指の付け根くらいを指差して、パッティングはここで打つ…みたいなことを何かで読んだことがあったんですけど、それは、感覚として、そうなるだけですよね。あれは、違うと思いました」とのこと。

…ブログを読んで、このようにプチッと反応してくだると、なんかとても嬉しかったです。

本当に、
人差し指の付け根のどこに、
パターのヘッドをターゲットに対して真っ直ぐに動かす筋肉が付いているのだろう?…という感じです。



人間の身体は、筋肉の収縮と伸長によって動く。
だったら、そういう動きをした場合に、働いている筋肉は、どれか?…です。

その方が、おっしゃっていた「人差し指の付け根」とは、
この緑色の丸印のあたりですが、



このあたりは、パターのグリップを握った場合に、手のひらとグリップが接触しているところ。
なので、インパクトをした瞬間に、「ここで打ったような感覚が残る」だけだと思います。

パターをターゲット方向に振り出すには、
この「ここで打ったような感覚が残る箇所」以外の、どこか他の箇所が動き、
その結果、インパクトした瞬間のボールに当たる衝撃が、「ここで打ったような感覚が残る箇所」に響くので…、
「ここで打ったような感覚が残る箇所」でストロークすると良い…なんて言っちゃうんでしょうね…と思います。(^^;;

上手に打てる人、
ゴルフの上級者の人が、
「こうすると良い」と言ったことって、
つい信用してしまうんですけどね。(^^;;

そういう話しを聞いたとしても、
「表面化」する前には、
ちょっと検証してみると良いかもしれません。

「ここで打ったような感覚が残る箇所」には、
基本、指を曲げたり伸ばしたりする筋肉が付着しているので、
「ここで打つ」みたいに思って練習しても、
ターゲット方向に真っ直ぐストロークすることは、難しい…。(ーー;)

パッティング練習の際に、
ターゲット方向にストレートな線をイメージし、
そして、「ここで打ったような感覚が残る箇所」で打つ…なんて練習をしても…う〜ん!?…(ー ー;)…です。

上手い人の意見に耳を傾けてみることは大事。
だけど、結果的、感覚的には、そうなるかもしれないけれど、
根本的な動きはどうなのか?…を先に言わなくっちゃね…と思う2017年の10日目です。
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