合気道は楽しんで!。「健康」と「護身」と「コミュニケーション」を体得する。

高伝館TAMA道場(多摩市)のモットーは、怪我をさせない、しない、楽しく学び。自信とコミュニケーションを育てます。

感覚統合と合気道

2015年12月31日 | ブログ

感覚統合とは、感覚情報が上手く脳に伝わり、その情報を適切に身体が処理する事です。最近、感覚統合が上手くできない子どもが増えていると聞きました。例えば、挨拶のつもりで肩を軽く叩いたつもりが相手には強い力で叩かれたとおが思われ嫌われる。その結果、コミュニケーションが上手くいかないで不登校になるといった事もあるようです。いわゆる発達障害の一部なのですが、気づかないでいると右脳、左脳の連携が上手くいかないまま大人になるにつれて歪みが大きくなるらしいです。

昔は、子ども同士でよく喧嘩したり、遊具から落ちて痛い経験をしたり、先生からビンタを打たれて痛い思いをしましたが、それらは感覚統合を育む上で大切な経験になっていました。今ではそれら全て排除されそのような経験の無い子どもが大半です。自分の痛みもわからないが人の痛みもわからない。人との付き合い方もわからない。

感覚統合不一致を気づかないで育つとたいへんです。

 感覚統合を育む為には楽しい運動をして、しかも相手の動きに応じ、相手の力を感じる合気道が一番良いんじゃないかと思っています。写真は、多人数掛けと言って複数の人から攻撃されてそれを身体でかわす稽古です。万一の場合、考える事なく身体が自然に危険を回避する稽古です。結構、キツイ稽古ですが、楽しんでやってます。大人の部の人も混じってコミュニケーションを大切にしています。

高伝館TAMA道場は、多摩市で稽古を日曜日の午後にしています。


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