新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

近所で国際芸術祭 (その1)

2016-11-20 10:10:21 | 美術館・博物館・アート

2か月ほど前の休日、自宅最寄り駅近くをブラブラ歩いていると、JR武蔵野線橋脚変身していることに気づきました。

いつものコンクリート製の無骨な橋脚が、、、

どした JR東日本 と思ったのですが、これはダニエル・グェティンさんの「STATION TO STATION」というアート作品の一部でした。

今、さいたま市武蔵浦和駅中浦和駅周辺」「与野本町駅大宮駅周辺」「岩槻駅周辺」を会場として、国際芸術祭「さいたまトリエンナーレ2016」が開催中(9月24日~12月11日)でして、JR武蔵野線の橋脚もその出品作品の一つで、かつ、その一部分だったのですよ。

私の「お花見スポット「花と緑の散歩道」のところどころに休憩所が設けられていて、

さらに、別所沼公園につづく歩道橋

説明板によれば、

武蔵浦和駅高架下から始まり、花と緑の散歩道から別所沼公園にかかる歩道橋までをつなぐインスタレーション。朱赤と水色に彩られた「門(GATE)」、「駅(STATION)」、「橋(BRIDGE)」が配置されることで環境にリズムを生み出し、日常の風景に驚きと新鮮さをもたらす祝祭的空間を出現させました。「門」は、ここから始まる空間の起点を表し、ベンチ機能在る木製のパーゴラ型の「駅」は、腰をかけて、周囲の風景や、行き交う人々を眺めることができる休息の場、そして「橋」は場と場をつなぐ役割です。《STATION TO STATION》は、過去、現在、未来との時空をつなぎ、本トリエンナーレのテーマ「未来の発見!」をシンボリックに表現した作品となりました。

だそうです。

ここまで載せた写真は、「さいたまトリエンナーレ2016開幕翌日の9月25日「武蔵浦和駅~中浦和周辺」に出かけたときに撮ったもので、西南さくら公園のんびりする「さいたまビジネスマン」はひときわ人目を惹いていて、近くを通り過ぎるクルマのほとんどがスピードダウンしていたのがおかしかった…

   

きのう、約2か月ぶりに、「さいたまトリエンナーレ2016「武蔵浦和駅~中浦和周辺」を観てきました。
天候がすぐれない中、出かけたのには目的がありまして、それは、鈴木桃子さんの「アンタイトルド・ドローイング・プロジェクト」再見することでした。

この作品は、 

「BECOMING」というテーマのもと、鉛筆によるドローイングで構成されたインスタレーション作品。真白な壁から始まったドローイングはやがて壮大な宇宙の生命のサイクルとなり、最後に何もない空間「形のない宇宙」に帰っていく。

というもので、鈴木さんが会期中に制作したドローイングを、観客消しゴム消すまでが「作品」になっています。
そして、

11/20 鈴木桃子X芹沢高志トークイベント
11/20のトークの日を封切りにドローイングが消えてゆく事になりました。トーク前/中が最初で最期の完成度が高い瞬間を見るチャンスです。

というわけで、きょう、11月20日が、ドローイング頂点となるんだそうな。
すでにトークイベントは「満席」 だそうで、これは消される前に観ておかねば と考えた次第です。

会期前から制作が開始されたという、2か月前はこんな具合でした。

ここから作品はどのように「成長」したのかドキドキしながら、会場の「旧部長公舎」へ…。

入口で係員さんから、「今、作家さんが制作中です。作家さんには話しかけないでください」と注意を受けた後、いよいよ作品とご対面 
階段を昇り、作品と対面しようとしたとき、若い女性から「こんにちは」と挨拶されました。
この女性が鈴木桃子さんでした。

話しかけないでください」と注意されていたとはいえ、挨拶されたら挨拶を返すのがマナーなわけですからねぇ
挨拶を返したあとは、沈黙を守りました。

で、作品はこうなっていました。

ぐあぁ~ 細胞か何かに包みこまれるような感じです。
うねりというか、波動というか、目に見えない、耳にも聞こえない何か押し寄せてきます

鈴木さんは、ひたすら、米粒のような楕円を描いていました。

う~む…、これが今日以降、消しゴム消されていくのか…(会場の旧部長公舎の玄関脇には大量の消しゴムが用意されていました)
生命体は、いずれ死ぬのが定め、この作品の最期大量消しゴム屑(下の写真は制作中に生じた消しゴム屑)と白い壁なんですな…

会期末が近づいたら、もう一度出かけて、「アンタイトルド・ドローイング・プロジェクト」最期を見届けねば

   

「武蔵浦和駅~中浦和駅周辺」の他の作品のことや、11月4日に出かけてきた「岩槻駅周辺」の作品ことはまた後日。

武蔵浦和駅の改札を出て、東口に降りると、「さいたマムアンちゃん」がお出迎えしてくれます。

機会がありましたら、わが街までお出かけくださいませ。 

つづき:2016/11/25 近所で国際芸術祭 (その2)

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