新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

南東北ドライブ旅行記 #1-4

2017-06-09 22:50:11 | 旅行記

「南東北ドライブ旅行記 #1-3」のつづきです。

なかなか気になる「若喜商店」の手前を左に曲がり、

クルマを駐めた市営駐車場に向かって歩き出すと、「登録有形文化財」のプレートの写真を載せた看板が目に止まりました。

これによると、

若喜商店の店舗は、昭和6年に完成。喜多方出身の故・本間嘉平氏(後に大成建設会長)が東京工業大学卒業製作として設計した建物です。戦前は店舗でモダンな食料品を販売していましたが、戦時中の統制により閉鎖となり、戦後しばらくは富士銀行・喜多方支店として使われました。現在のような店になったのは昭和30年以降のことです。二階には商工会議所がありました。

だそうで、喜多方経済界においては歴史的な建物だったんですなぁ。

調べてみると、若喜商店さんはHPを開いていまして、そちらの説明によれば、

土台はイタリアから取り寄せられたという大理石、壁材のタイルは東京の帝国ホテルで採用された「スクラッチス・タイル」を用いたモダンな洋風建築となっています。

とありまして、学生に設計を委ねたってところも素晴らしいのですが、私の好きスクラッチタイルが使われているというのも「響くところです。

ところで、この若喜商店さん、

若喜商店は江戸時代から続く醤油・味噌醸造元。初代、若松屋喜祖衛門が宝暦五年(1755年)から商売を始め、代々「喜一郎」を襲名して味噌醤油を製造しております。

だそうで、確かに今も煙突、それも断面が六角形古風なのが立っていました。

それ以上に気になったのは、案内板「蔵座敷」と紹介されているこちらの「蔵」

この「蔵」は、

奥に見えるレンガ蔵は明治37年(1904)八代目喜祖右衛門が樋口市郎氏に依頼して登り窯でレンガを焼き、煉瓦職人の田中又一氏が積み上げた蔵です。
一階は総縞柿(しまがき)、二階は総欅(けやき)の蔵座敷とバルコニー風の玄関があります。

だそうで、出ましたなぁ~、蔵座敷
去年の夏休み、秋田・増田でいくつもの蔵座敷を拝見しましたっけ…こちらをご参照方)

レンガ蔵の内部も拝見できるというので、「展示室」へ行ってみました。

展示室につながる狭い通路を通る途中、咲き誇るサクラを愛でて、

サクラ満開!

さらにレンガ蔵を間近に拝見して、

展示室からガラス越しながら蔵座敷を拝見しました。

柱や梁の、縞柿特有の色合い杢目きれいでした
このお座敷断熱性抜群なのでしょうけれど、レンガ造りということで、耐震性は大丈夫なのか、ちょっと気になりましたケド…

ちなみに「縞柿」ゴルフ好きの方には「パーシモン」という呼び名の方が身近かもしれませんな、私はゴルフしませんが…

残念ながら、二階の総欅のお座敷を拝見することはできませんでしたが、思いがけず良いものを拝見させていただき、私は満足 です。

さらにこちらの揮毫

ただ一文字、「生」と書かれたこの揮毫は、

野口英世が大正秋、帰国し「生命のとうとさ」について各地で講演を行った。
これは耶麻郡役所にて講演したおり、若喜商店8代目 冠木喜祖右衛門におくられた英世自筆の書である。

だそうです。

額の中で、扇面が定位置からずり落ちてしまっているのが残念ですが、ここで登場しました、会津の誇り野口英世

予定していなかった、というより、その存在をまったく知りもしなかった若喜商店で珍しいものをいろいろ見せていただいて、Lucky でした

つづき:2017/06/21 南東北ドライブ旅行記 #1-5

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