新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

きのうは年休だったので…(後編)

2016-11-26 10:30:24 | 美術館・博物館・アート

「きのうは年休だったので…(前編)」のつづきです。

ホントは前・後編1本の記事にするつもりだったのですが、「できたぁと、記事をアップしようとしたら、「文字数オーバー」だそうで、アップできませんでした

こんなことは初めてですし、そもそも、1本の記事に「30,000文字」の制限がかけられていたことすら知らなかった…

ということで、「後編」です。

   

他の作品では、「大判錦絵5枚続き」という大作「吉原妓楼の新年」も素晴らしかったのですが、私が「お持ち帰りしたい」と思った作品はこちらでした。

肉筆画「ほととぎす聞く遊君図」です。

花魁が空飛ぶほととぎすを眺める絵で、蜀山人(大田南畝)による

 君ハゆきわが身ハのこる三蒲団 四ツ手をおふてなく郭公(ほととぎす)

というが添えられています。
「三蒲団」についてはリンク先をご参照くださいませ。 

この作品は、2005年秋東京国立博物館で開催された「北斎展」凄まじい人混みで観た気がしなかった)にも出品されていまして、左の図はその「北斎展」図録から載せました。
図録の解説によりますと、

黒い仕掛(=打掛を着た兵庫髷花魁を描いている。その面貌は宗理時代に確立した特徴をそのまま伝えており、「若衆図」(フーリア美術館蔵)をはじめ、たびたび描かれているものである。
帯や蒲団などをみると滲みが生じており、ほとんどを引かない本紙へ一気呵成に作画した感が強い。おそらく席画になるものと考えられるが、仕掛や 郭公(ほととぎす)の向こうに見える雲は刷毛によって描かれている点が興味ぶかい。即席の淡彩画ながら、北斎の技量の一端を窺わせる作例として、また情趣豊かな作品としても、この年代において欠くことのできない一作とできよう。

とあります。
説明文の中に「宗理時代」「この年代」と出てきますが、 「宗理時代」とは北斎俵屋宗理(二代目)を名乗った寛政6年(1794=34歳)頃から文化元年(1804=44歳)年頃のことで、「この時代」とは享和初年(1801=41歳頃)から文化初年頃を指します。

難しい話はさておいて、描かれた花魁のなんとステキなこと

端正な横顔といい、肩を抜いた仕掛の着こなしといい、左膝を立てて蒲団に寄りかかるポーズといい、構図自体が見事ですし、解説文に一気呵成に作画した感が強いとあるとおり、勢いのある筆致がこれまたイイ

ホントに北斎が、酒席か何かで、周りを人に囲まれながらスラスラっとこの作品を描いたとしたら、「観客には北斎魔法使いのように見えたことでしょうなぁ。
そんなに立ち合ってみたいゾ

ということで、私は心豊かになった気分すみだ北斎美術館を出て、両国駅に向かいました。

と、ここで気がつきました

すみだ北斎美術館の開館を報じるTVニュースで観た北斎親子の動く人形江戸博にあるジオラマとほぼ同じっぽかった)とか、NHK「ロスト北斎『幻の巨大絵に挑む男たち』」で取り上げていた「須佐之男命厄神退治之図」復元作品観ていない

っつうか、常設展観ていない

帰宅してから、持ち帰ったすみだ北斎美術館のリーフレットフロアマップを見ると、

4階にある「北斎の帰還」展第1会場を出た私は、そのまま階段を降りて3階第2会場に行った…

何ということを…

更に、夜のNHKニュースによれば、

先日、「すみだ北斎美術館」も開館し、江戸文化の発信地として盛り上がる東京・墨田区で、JR両国駅の旧駅舎がリニューアルされ、江戸の食文化をテーマにした商業施設が新たにオープンしました。

ですって

知らなかった… っつうか、気づかなかった

帰りも、JR両国駅では、いつも使うレトロ感&相撲風情漂う西口ではなく、地味&無個性東口を使ったのですよ

あ~あ、、、です…

二つの見落としにちょっと凹んだでしたが、「戦国時代展-A Century of Dreams-」(2016/11/22~2017/1/29)を観に江戸博に出かけるつもりですから、少なくともリニューアルしたJR両国駅はその時のお楽しみにとっておくことにします。

   

ふう… 書き終えた…。

自宅インターネット環境不具合(相変わらず光接続できず、今もモバイルルーターで接続中)といい、ブログ記事の文字数オーバーといい、私の運気はちょっと下降気味かもしれません。

【追記】NTTに電話したら、マンションの親機には異常がないということで、宅内機器(VDSL装置)を交換するとのこと。新しいVDSL機器を配達に来た人に古い機器を渡し、新しいVDSL装置交換したら、、、、繋がりましたぁ~

良かった、良かった…

それにしても、朝、電話したら、さっさと当日中に新しい機器を届けてくれるとは、素早いぞ、NTT

 

厳しい競争に晒されているからなんだろな…。電電公社時代だったら、こうは行かないだろうと勝手に想像しています。(2016/11/26 15:58)

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