今日は午前半休を取っておりまして、朝から昨日携帯からアップした記事のお化粧なんぞを施しておりますが、もう一つ大事な作業がありました。
そう、愛用のiPod touchのプレイリストに、昨夜の「MISIA Candle Night」のセットリストを入れること
最後の一曲(“あの”「STAY GOLD」 こちらの記事をご参照方)を除いてプレイリストができあがりました
先月の「MISIA BEST MUSIC AWARD ~since 1998~」のセットリストも凄かったけれど(記事はこちら)、のセットリストは別の意味でツボにはまるというか、なんというか…
アルバム収録バージョンより遙かにソウルフルな「MERCY MERCY ME」でのオープニングにしても、「Chandelier」とか「唇と唇」とか「Nocturne」とか、かなり大人っぽい
また、女声コーラスで分厚くなった「THE ROSE」とか、「THE GLORY DAY」なんか、ホントに聴き応えがありました
一般的には「バラード・シンガー」のイメージが濃いMISIAなのでしょうけれど、「これぞ、根っからのMISIA」と、久しぶりにドレッド(やはりアフロよりドレッドが似合う)にしたMISIAを見ながら思っていました。
CLUB MSAのメンバーが大半を占める聴衆を前にして、MISIAが「歌いたい」と思う曲を選んだっぽい気がして(NEW ALBUMのプロモーションを兼ねているわけではありませんから)、そして、いかにも楽しそうなMISIAと聴衆が素晴らしい空間を作り出していました。
MISIA曰く、「ここ河口湖ステラシアターで一夜限りのライヴだった『星空のライヴ』が全国ツアーするまで大きくなりました。この『Candle Night』もそうなれば良いなと思っています」だそうな。
その『Candle Night』、その名のとおり、会場内外はローソクであふれていました。
聴衆全員が入場時にローソクを受け取ったのですが、いったいこれをどう使う? お土産?
なんて思いつつ、会場内に入ると、ステージ上にも火の灯ったローソクがズラリと並んでいます
これを見た時点で、私は「きょうはダンサー無しだな」と確信いたしました
そして、ライヴ前半で、MISIAが、
このあと、キャンドル・リレーをやります。MISIAから火をお分けしますので、それを隣の人に分けてあげてやってください。
ですから、予め、ローソクを袋から取りだしておいてください。
とな
場内一斉にザワザワ&ガサゴソとローソクを取りだしたのでありました。
そして、MISIA用のローソクが何度も消えたり、別のローソクに取り替えたりとすったもんだのあと、キャンドル・リレーがスタート
傾斜のきつい客席全体でローソクの火が灯ったら、なんとキレイ
ローソクの炎が会場全体で風で揺らめいて(河口湖ステラシアターならでは)、まさにオーガニックな雰囲気に包まれました(ライヴの曲もまたオーガニックでしたし)
それはそれで良いのですが、大きな問題がありました。
ローソクを持っていると拍手ができない
床が板張りならば、足を踏みならす手段もあるでしょうが、河口湖ステラシアターの床はコンクリート…。
でも、どうしても感情が高ぶって、思わず大きめに拍手してしまうと、ローソクから融けた蝋がローソクを持つ手にこぼれ落ちる…。
私は2回やりました… 当然、熱かった…
そして、足下に置いていたバッグ、明るいところで見ると、
蝋がこびりついています
まぁ、バッグにこびりついた蝋は落とすことができるでしょうけれど、やはり、拍手できないのはフラストレーションになります。
数千個のローソクが揺らめく会場の雰囲気は最高ですが、「MISIA Candle Night」をシリーズ化するためには課題があるようです。
つづきのようなもの:2012/08/28 「MISIA Candle Night」の備忘録のようなもの(その1)
バッグのその後:2012/09/01 「MISIA Candle Night」の備忘録のようなもの拾遺