善き人のためのソナタ

旧東ドイツの秘密警察と原論統制を強いられていた人達の話。
主人公は諜報機関の忠実な一員だったが、盗聴で聞いたピアノ
を耳にしてから変わっていく。
これも良かった、↓のゆれるも良かったけど(造りは似ている)、
こういう映画にはどうしても及ばないところがある。ちょんまげ
は控えて日本でもこういうのを作っとかないとどうなる事か。

ゲルマニウムの夜

この映画は去年、上野の国立博物館敷地内に設置された
一角座というところで上映されていた。原作は芥川賞を受賞した
花村萬月のものらしいが一冊も読んだ事はない。
男好牧師、サド、バター犬、ゲイ軍人、ゲイ中学生、シスターなど
様々なエロチック・エレメンツを繰り出してくる。殆どは苦笑レベル
だったが、笑える箇所もあった。映画館だったら笑っていい雰囲気
なのだろうか。パンフレットで見たあの幻想的な映画館で観たら
魅力は数倍になったろうが、DVDとコタツで観るべきものではない。

ツォツィ

2本目「ツォツィ」。アカデミー外国語映画賞を獲った作品。
ヨハネスブルグのスラムで育った名無しのツォツィ(不良)と
赤ちゃんの話。主人公はグッドリッジみたいに怖い顔と
ボケっとしたエトーのように戸惑った優しい顔をする。
この作品、そんなには良くはなかった。
最近、DVD特典映像に幻のラストシーンとかよくある。
この作品にもあったがラストシーンの別パターンを
みせてしまうというもの。懐から哺乳瓶をとろうとして
撃たれる。他パターンではバナナなどを出そうとして
撃たれるのかと思ったがそうではなかった。

www.tsotsi-movie.com

ゆれる

年末で時間があるのでDVD5本を千円で借りてきた。
1本目は日本映画「ゆれる」、これは良かった。
川端康成のような日本純文学的な、なんと言うか業な感じ。
日本映画で廃れてほしくない面だと思う。原作があるかと
思ったが女性監督自身の脚本のようだ。法廷シーンになる前で
止めてもまた良い小作品になる。そこからラストシーンにかけて
本から映画に変化した。ラストはやはり映画、面白い。

www.yureru.com

数子暦

占いの本を改めて買ってみたが、レッドカードの日は
やはり「乱・滅」ということで運がなかったようだ。
しかし来年は12年に一度の運気ということで
いといろといい事があるかもしれないですね。

今年は祝い事に沢山の自作Tシャツを作った。
3人の赤子が着てくれるとうれしい。来年は何を作れば
いいのだろうか、もっと硬いものが作ってみたい。

全然関係ないけど、東口の美容院の方が独立して
さらに近くの西口に店を開いた。近いので地元の人は行ってみてはどうか。
東口で一番高いタワーに住む謎の占い師の話はそこで聞いた。
welina-hair.com

全然関係ないけど東口のすぐ真下にあるうどん屋の田舎風
つけ麺うどん？あれすごい美味いんだけど。
食ってみなて。

Clammbon Musical

友達の好きなクラムボンというバンド、最近の3，4枚を借りて
最近一番良く聞いている。良い。個人的に「loop bridge」「たゆたう」
などの曲は日本人では初めて自分にヒットした曲だった。
きっとこのバンドには首謀者がいるに違いない、その人は自分と
趣味が合いそう。その上で、一般的にも凄く良いピアノヴォーカルが
乗る、とても良い環境になっている、うらやましいかぎり。