海上保安庁音楽隊定期演奏会に行ってきました。
まだ、海上自衛隊の定期演奏会には
行ったことがないんですが、先に海上保安庁となりました。
週の始まりに行って、週の終わりのUPとなりましたが、
平日は、まとめる時間がない・・・
自衛隊の定期演奏会の場合は、土日に開催されますが、
海上保安庁の場合は、平日夜18:30開演。
う~ん、やっぱり週末にして欲しいですね。
これはチケット。
はがきの裏面に印刷とか、そう言う簡易なものではなく、
きちんと印刷されたちゃんとしたチケット。
お金かけてんなぁ(笑)。
行ってみると、
うみまる
と
うーみん
のお出迎え。
これは、自衛隊には無い演出。
陸上自衛隊の時に、タクマ君とユウちゃんが
いた事はないですね。
さて、今回の演奏会のプログラムですが、
二部構成となっていて、以下のとおり。
- 行進曲「ボーイ・スカウト・オブ・アメリカ」 作曲:J.P.スーザ/編曲L.J.シッセル
- 梁塵秘抄~熊野古道の幻想~ 作曲:福島 弘和
- 夏の名残のバラ(「アイルランド組曲」より) アルメニアン・ダンス パート1 作曲:A.リード
- バック・トゥー・ザ・フューチャー 作曲:A.シルベストリ/編曲:J.ブリア
- クリーム・オブ・クラプトン 編曲:R.セブレッツ
- 花 作曲:滝 廉太郎/編曲:岩井 直溥
- イマジン 作曲:J.レノン/編曲:星出 尚志
- ラプソディー・イン・ブルー 作曲:G.ガーシュイン/編曲:岩井 直溥
- 「海猿」のテーマ
- 行進曲「我らの指揮者」
司会/秋山 雅子
指揮/海上保安庁音楽隊 技術顧問 稲垣 征夫
<第一部>
<第二部>
<アンコール>
あんまり自衛隊との違いばかり記しでもアレですが、
まず、演奏会にMCが居たのにはビックリ。
MCが居ると、良いですね。
プログラムはもらえるので、それと照らし合わせれば、
演奏された曲が何であるかはわかりますが、
MCに説明してもらうと、その手間も省けます。
それと、第二部に入って、途中で海保の仕事の説明がありました。
音楽隊の隊長が説明していたけど、緊張していたっぽい。
「海上保安庁は海の警察」からはじまり、海上汚染防止や、
海上の交通管制とかそう言う、お話。
海上保安庁音楽隊の隊長って、自らも演奏しているんですね。
まぁ、上記に指揮は技術顧問と記していますが、そこは新鮮。
そして今年は、特殊救難隊40周年、機動防除隊20周年と言うことで、
機動防除隊の副隊長が説明に来ていました。
海猿でお馴染みの、特救隊じゃ無いのね。
ちなみに、機動防除隊の副隊長、彼は音楽隊のOBらしく、
アンコール二曲目に出てきました(笑)
そうそう。
それで思い出した。
音楽隊員は、第一部は濃紺の第一種演奏服でしたが、
ポップな曲目になった第二部では、白の第二種演奏服に着替えて、
見た目も明るい雰囲気になっていましたね。
これは、自衛隊には無い、いいところかも。
演奏的には、『クリーム・オブ・クラプトン』がヤバかった。
『ティアーズ・イン・ヘブン』の旋律が流れた時は、
泣きそうになってしまいましたよ。
まぁ、元々、この曲が好きなのと、この曲のエピソードがねぇ。
それと、『イマジン』。
パリの同時多発テロ直後になってしまったわけですが、
まさに、平和を祈る気持ち。
この曲は、アルトサックスソロがありました。
あとは、アンコール一曲目の『「海猿」のテーマ』
そういえば、ここまで演奏していませんでした!
海上保安庁と言えば・・・と言うと、若干の語弊も
あるかもしれませんが、やっぱり避けてはいけない曲。
こう言うと怒られるかもしれませんが、
やっぱり一番練習している曲ですよね。
なんか、他の曲と違って、魂が入っているというか、
響きが違って聞こえました。
最後の『行進曲「我らの指揮者」』では、
観客も一緒になって手拍子。
指揮者の稲垣さんも、客席向いて指揮していました。
紅白歌合戦かっ!(笑)
海上保安庁の音楽隊って、自衛隊の音楽隊と違って、
専門職種じゃ無いんですよね。
OBが機動防除隊に居るように、通常は、各部門で
通常業務に付きながら、音楽隊業務も行っていて、
大変なのではと思います。
故にと言うかなんと言うか、そう言う意味では、
自衛隊の音楽隊に対して、練習量とか、
メンバー固定の具合とかで、ハンデはあると思います。
でも、アンコールとは言えOBが演奏に参加したりと、
全般的にアットホームな雰囲気でした。
海上保安庁音楽隊 http://www.kaiho.mlit.go.jp/doc/band/ongaku.html