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2017.3.5 『874m峰』(夕張・小松)

 

 由仁町から東の夕張方向に目をやると、

山容が特徴的な『冷水山』と『鳩ノ巣山』が見える。

そしてこの両山の間に奥まって見えるのが『874m峰』である。

地形図に点名はなく、「873.6m」と記されている。

この山も前日の『754m峰』同様、以前『鬼首山』からその姿を見て登ってみたいと思った。

夕張山地の主稜線から離れた、夕張市街地に隣接する山々の中では最も標高が高い。

そんな『874m峰』には昨春ルートを開拓して登った。

しかし天候がパッとせず、頂上からは何も見えなかった。

それで今回Hiromiを連れて登ることにした。

 

 昨日(日曜)の朝Hiromiを迎えに行き、夕張に向かった。

実は10日ほど前にもMocchanとこの山を目指している。

ところが尾根を一本間違えたことが尾を引き、結局敗退した。

ただ、その日は湿った雪が降り続き、Mocchanには悪いが、

失敗したのがそんな日で良かったかなと・・・

 

今回行ってみると、前回あった駐車スペースがない。

その後降り続いた雪で埋まっていた。

それで少し手前に場所を見つけ、スコップで雪をかき、駐車スペースを確保して

7時50分、スタート。

旧「石炭の歴史村」の荒れ果てた姿を目にしながら、志幌加別川支流に沿う林道を入っていく。

今は林道という他ない道路ではあるが、

夕張が炭都として栄えし頃は、立派な道路だったのだろう、

と想像させてくれる廃屋や閉ざされた坑道跡がその奥にある。

そんな廃屋を横目で見ながら奥へ進む。

そしてコンクリートで閉ざされた坑道跡を過ぎると林道は消え、

沢筋をスノーブリッジを利用しながら渡渉を重ねて進む。

沢筋は雪崩が集中するため、雪が安定していなければ危険だ。

この時はこのところの暖気で緩んだ雪が冷えて固まり、安定した状態だった。

この沢からいずれ左岸に取り付いて登るのだが、

断崖が続きなかなか登れそうなところが見当たらない。

そんな中、9時ちょうど、ようやく現れた急斜面を登る。

これが南に伸びる尾根で、これを利用して深部を目指す。

尾根の頭に上がると、左手(東)に目指す『874m峰』がどっしりとした姿を現す。

そんな姿を木の間越しに見ながら尾根を南進。

そしてCo.600辺りで東に向かう尾根に乗り換える。

ところがここでミスをした。

この辺りは南進する尾根も、東に伸びる尾根も幅が広く、

樹木が密生して遠くを見通せない。

それでうっかりそのまま南進してしまった。

その後尾根の標高が落ちだしたので間違いに気付き、戻って修正。

約30分のロス。

それからは前日降り積もった新雪が徐々に深さを増し、

前方に『874m峰』が姿を現す頃は結構なラッセルを強いられていた。

それでも目の前にその姿を見ると、士気は上がる。

遠くからこの山を見てもはっきりわかるその斜面に出ると、

背後の視界がいっぺんに開け、遮るもののない絶景が広がった。

これよ、これが見たかったのよねえ~

ただ、現在激しい肩痛(五十肩)に見舞われているHiromiは、

きついラッセルで余裕がなくなってきた。

「おい、写真撮るから前行けや」

「まじっすかぁ~っ!?」

Hiromiがそんな弱音じみた言葉を漏らすのは珍しい。

しかし、歩を出せばいつかは頂上に達する。

11時10分、頂上。

そこからは前日登った『754m峰』もくっきり見えて、感動に拍車をかける。

そんな光景を目にして気をよくしたHiromiが思わず、

「この勢いで今日もサイゼリヤ行くかい!?」(前日の土曜もサイゼリヤで飲んだ)。

 

 素晴らしい風景をしっかり記憶と写真に収めて下山開始。

途中の樹林帯で昼食を摂り、スタスタ下って、

13時20分、駐車地。

そのまま近くの「レースイの湯」に向かったが、

「夕張国際映画祭」の関係か、駐車場が満杯で警備員もいた

そんな光景を目にすると入浴意欲も失せ、そのまま帰途に着いた。

そしてToshiに連絡し、この夜も心地よい疲労を感じながら、うまいワインを飲んだ。

大好きな夕張の山で過ごした二日間。

Hiromiと二人して、楽しかったなあ~

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