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2017.2.25 『石山(トマム)』(1,074m)

 

  天気予報の精度というのは、どうしていつまでたっても上がらないのだろう?

高い税金を費やして人工衛星を打ち上げ、

はるか上空から雲の動きを見つめているというのに、

その日の天気さえまるっきり当たらない。

今日はそれが顕著に表れた日だった。

  今朝Hiromiと天気予報に従い、トマムへ向かった。

予定していた『狩振岳』が、林道の除雪作業中で入れなかったので、

『石山』から南に伸びる稜線を伝い、『1,128mP』を折り返す案に変更した。

『石山』の麓に到着した頃、それまでまばゆいばかりだった陽のひかりが陰りだした。

そして十三線の沢川に沿う林道を進んでいると、チラチラ雪が降りだした。

その降り方は林道を外れ、尾根の急登に差し掛かると強くなり、

しまいにはひどい降りよう。

モチベーションがた落ちで登る足取りが重い。

更に雪が深く、スノーシューを一歩一歩飲み込む。

しかし、なんとか稜線に上がると強風だ。

雪は小降りとなったものの、西からの地吹雪に見舞われた。

ここで目標を捨て、『石山』頂上に立って下山することにした。

ところがHiromiに装備不足あり。

とても地吹雪の稜線を歩けない。

更に水分補給を拒んだため、

その場から強制的に登ってきたトレースを辿って下山させた。

五十肩が痛く、ザックをおろすのが面倒なのだろう。

しかし以前からすぐに取り出せるよう、

ザックのサイドポケットにボトルを入れておくよう言ってある。

その後は一人で『石山』の頂上に立ち、林道の入り口近くに下山した。

 

 冬山に足を踏み入れることに妥協はない。

必要なものは所持しなければならないし、いつ何があってもよいような準備はしなければならず、

Hiromiは冬山に対する意識を、もう一度見つめ直さなければならない。

 

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2017.2.19 乃々と虎とママを連れてきた!

  今日は「乃々の日」。

乃々が2歳の頃から毎月一度、ジジとババが迎えに行き、

3人で一日遊んで、夕方送って行くことを続けてきた。

そしてそんな日を「乃々の日」と呼んできた。

しかし今は虎が生まれ、その虎もそろそろ生後6ヶ月になる。

ただ、まだ母乳が必要なので、ママなしにはいられない。

それで今日は、まだ育児休業中のママであるSa~も一緒に連れてきた。

思えば我が息子と結婚して約8年、

Sa~が息子の同伴なしに我が家にやってきたのは初めてだ。

だが、渋々来たのではなく、軽快にやってきたことを付け加えよう。

 

 我が家に来て最初にやったことは、雛人形の飾り付け。

その昔、私の両親が元気だった頃、我が子達のために買ってくれた雛人形。

しかし、私の娘と息子は人形が嫌いだった。

気持ち悪がり、雛人形なぞ飾った近くでは寝られないと言っていた。

従って飾ることがなく、時だけが過ぎていった。

そして前回飾ったのは乃々が1歳半位の頃。

この時は乃々が雛階段を登りだしてしまったため、慌てて撤収!

それ以来だから、6年ぶりに日のひかりを浴びたわけだ。

ババとママが協力して飾りつけをする中、

乃々が「おだいりさまとおひなさま、おんなじ顔してる~っ!」 ハハハ・・・

 

 雛人形の飾りつけを終えて昼食。

そして外遊びだ。

もちろん行きつけの「野幌運動公園」!

一年中遊べるフィールドだ。

今回参加のSa~は、「野幌運動公園」初体験!

除雪された広い駐車場には車無し!

そこに到着しても、車外に出るのが乗り気でなかった乃々も、

私が除雪車が押しのけて出来た雪山を指差し、

「乃々、あそこに登るぞ!」と言ったとたん、「よっしゃーっ!!」と発して猛進!

子供はいい。

それからは雪遊びに夢中だ。

札幌の中心部で暮らす乃々は自由な雪遊びができない。

最初は虎の面倒を見ていたママも、ババに虎をバトンタッチしてからは、

乃々と雪の中を駆け回った。

ママも雪の中で遊びたかったのねえ~

 思う存分遊んだあとは我が家に戻り、おやつのホットケーキ作り。

ミッキーマウス型のホットケーキを自ら焼いた乃々はご満悦。

そして締めはかるたにトランプ。

このトランプなんだが、記憶力オンリーの神経衰弱はもう乃々にかなわない。

ジジ+ババ+ママの合計が、乃々よりひと組多かっただけ。

情けねぇ~

でも「策」が勝負の「7並べ」では、このジジが圧勝だったけどねえ。

って、大人気ねぇ~

 

 ということで、今月も楽しい「乃々の日」を終え、夕方札幌の自宅に3人を送り届けた。

充実した一日を、楽しく平和に過ごせたことに、ジジとババは感謝。

いやあ、孫はめんこいなあ・・・

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2017.2.18 『鬼首山』(641m)

 この週末は今日、土曜日だけの山行となる。

その一日がひどい予報で、十勝方面まで出かけなければ太陽は望めそうもない。

日帰りで遠出する気にはなれないので、夕張で遊ぶことにした、雪模様を覚悟で。

 

 今朝出かける前、Hiromiからメールが入った。

50肩の痛みが激しく、眠れないしザックも背負えないので、同行をやめると。

ずいぶんひどいことになったものだ。

それで6時にMocchanと江別を出た。

 

 出発時は大夕張から『八百五十』と決めて出たのだが、

夕張に入るとそちらの方向は完全に雪雲の中。

それに対し南側は青空が覗いていた。

そうなると、どうしたって晴れている方に足が向く。

夕張市とは南北に長く、北夕張と南夕張では気象条件が全く違う。

北夕張は石狩市~当別町~岩見沢市という豪雪ラインの延長上に有り、

なかなか天候が優れず、積雪も多い。

それに対し、南夕張は太平洋側の気候の影響なのか、

割と穏やかな日が多く、積雪も少ない。

 

 青空の下にあって一番近い『鬼首山』に登ることにした。

7時45分、細い農道脇に駐車し、スノーシューでスタート。

そして樹林帯に入ってアップアップ・・・

もなか雪で、表面の固い層の下が深い。

大型のスノーシューも、一歩一歩ズブズブと飲み込まれ、一向に進まない。

「こりゃあ回を重ねて登ってきた中で、一番苦労しそう」とぼやかずにはいられない。

しかし、それも長くは続かなかった。

しばらく登ると雪が締まって歩きやすくなった。

天候は一旦曇ったもののまた晴れ出し、

頂上へ続く稜線に上がる辺りでは素晴らしい晴天となった。

こりゃあどうなってるの?

Mocchanの「晴れ男伝説」が、また一つ重厚さを加えた。

Mochanが言うには、一人で登った山も含め、晴天の確率が100%!

正に「晴れ男」と信じぬわけには行かなくなった。

 

 稜線に上がると、それまで見えなかった西側(札幌側)の展望が一気に開ける。

そんな風景を楽しみながら歩き、

9時25分、頂上。

青空が広がり、風の弱い頂上。

Mochanは「気持ちいい~っ!」を連発。

その後稜線直下まで下って、

9時50分、ちょっと早い昼食。

Mocchanは今日も焼き芋持参だ。

毎回持ってくる焼き芋だが、仕事にも毎日持って行くそうだ。

好きだねえ、焼き芋。

 

 昼食後は淡々と下り、

11時ちょうど、駐車地。

まだ午前中のうちに「ユーパロの湯」に浸かり帰途に着いた。

いやあ、今回ばかりは全く望んでいなかった晴天を満喫することができ、

楽しい山行だったわぁ~

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2017.2.12 『浦臼山』(718m)~『782mP』~『五森山』(664m)

 

 昨日『音江山』から下山しても、まだ13時だったので、

滝川に行き、一昨日お会いした恩師を再び訪ね、そのあと古き良き友を訪ねた。

そして夕方「浦臼温泉」で汗を流し、『浦臼山』麓で車中泊した。

下山時刻が早くて自宅までの時間がかからないときは、

一旦帰宅して翌朝再度出かけたいと思うのだが、

ウィークデーで抱えたストレスをいっぺんに解消してしまおうとするHiromiは、

それをよしとしない。

しかし、現実は車中での夕食後、ひっくり返って眠り込んでしまうんだから、

私は車中泊するより自宅に帰って寝たい。

Hiromiがひっくり返って寝込んでしまったあとは何もすることがなく、

ただ酒をちびりちびり飲んでいるだけ。

家に帰れば飲みながら色々なことができるわけで・・・

 

 今朝7時、浦臼内川に沿う農道の除雪終点をスタートした。

冬季『浦臼山』に登るためにはアプローチを含め、現在はこのルートが一番短い。

このルートは10数年前に開拓し、何度か登った後、もう8年ほど登っていなかった。

今日の雪はスノーシューでもさほど負担にならず、快調に歩を進める。

ルートは農道から林道へ、そして樹林帯へと入って行く。

樹林も頻繁に植生が変わり、変化に富んでいる。

昨日は身体が重く感じたというHiromiも、今日は快調だ。

樹林帯は尾根のアップダウンを繰り返し、徐々に高度を上げる。

そして突然前方が開け、『浦臼山』の頂上に突き上げる、広く見事な雪崩斜面が現れる。

初めてここを訪れた時は、「ここを登るのかぁ・・・」と、少々落ち込んだものだ。

この斜面に先に取り付いたのはHiromiだったが、

モナカ状の雪面がガサガサ崩れ、なかなか前に進めない。

それで私が追いつき、無言で登るルートを知らせる。

吹きさらしの雪面ではなく、ほんの少し位置を変えて、

疎らなダケカンバ帯の中に入るだけで、雪質が変わり登りやすくなる。

それからはグイグイ高度を上げ、雪庇の小さな『浦臼山』の頂上に飛び出した。

9時25分、『浦臼山』。

雪に半分埋もれた『浦臼山』の頂上表示版がある。

そして、今日も山の選定に間違いがなかったことを自負。

頂上から見る標高800m以上の山々がガスの中だ。

山というのは、登っても何も見えないんじゃ、どこに登っても同じだ。

少々休んだあとは、『樺戸山』方向に歩を進める。

かつては林道が整備されていた稜線を進む。

ここは東側がすっぱり切れ落ちているので、雪庇の発達が著しい。

ただ、ここも今年は雪が少ない。

美しい稜線美を楽しみながら歩いていると、

突然30mほど前方を歩いていたHiromiがクレバスに落ちた。

幸い深さが胸のあたりまでだったので、事なきを得た。

装着していたスノーシューにも損傷はなし。

クレバスを脱出して後、

10時ちょうど、『782m』ピーク。

ここまで進むと、目の前に隣の『844mP』が現れる。

その急斜面は、雪崩を引き起こしていた。

ルートは『782mP』から、東に伸びる急な尾根を伝って『五森山』へ向かう。

この急な細尾根が緊張させられる。

Hiromiのスノーシューテクニックでは滑落の危険があると判断したものの、

危険なところは得意の尻滑りでクリアした。

その後も危険個所はあったがいずれも尻滑りで突破し、

10時30分、『五森山』。

ここまで下れば、あとは淡々、楽々と下り、途中で昼食タイム。

その後更に尾根をゆるやかに下って、

12時30分、駐車地。

これでちょうど一周するルートだ。

このルートもなかなか楽しめるルートで、初めて歩いたHiromiも大満足。

「これでまた一週間(仕事を)頑張れるわ~」だと。

下山後月形温泉で汗を流して帰途に着いた。

 

 樺戸山地は近くにあって本当に楽しませてくれる。

今日のような風景が、ほんの身近に存在することに感謝!

 

 

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2017.2.11 『音江山』(795m)

 この週末は曇りが中心で、天気がパッとしない予報だったので、

近いところで楽しむことにした。

曇りであれば、高度を1,000m以下に設定して登らなければ、

ガスに見舞われて何も見えずに終わってしまう可能性が大だ。

そしてそんな判断が好結果をもたらした。

  昨日(土曜日)の朝、Hiromiを拾って深川に向かった。

現地でこの日日帰りのMocchanと合流することにしていた。

当初は『イルムケップ』に登ることにしていたのだが、

現地に行ってみると駐車スペースを確保できず、

直近の『音江山』に変更したものだ。

ただ、それは最終判断で、その直前新十津川町まで戻ることにした。

しかし時間がなくなることから『音江山』に登ることにまた変更。

すんなり『音江山』に変更しなかったのにはワケがある。

それは登山者と言うか、スキーヤーが多過ぎることだ。

昔から山スキーのメッカとして知られた山ではあるが、

それでもめったに人に出会うことはなかった。

それが近頃はゾロゾロやってくる。

私が実施しているのは山登りであり、スキーを楽しむことではないので、

冬山では極力人に接したくない。

そんな理由で近頃この山には足が向かなくなった。

山スキーやバックカントリーを楽しむ皆さん、

この山には足を向けない方がいいよ~っ!

登路も駐車地からガチガチのトレースが出来上がっていて、

冬山としての魅力に欠ける。

地形図を見ながら、誰も立ち入らないワイルドなフィールドに足を踏み入れなければ、

冬山、バックカントリーの醍醐味は味わえない。

  まあ、悪いことばかりを連ねてしまったが、

私は一方、この山である人物に出会うことを楽しみにしていた。

それはP。

Pとは数年前この山で知り合った。

それからあちこちの山で7度ほど、偶然に出会ってきた。

そんな期待通り、我々が準備をしていると、やってきた。

シケが、Pが。

この二人は年間の多くをともに登っている。

私とHiromiのようなものだ。

そしてPはこの山にびっしり通いつめている、言わば『音江山』の主だ。

そのPは私と親子ほど歳がはなれているのだが、なかなか難しく、ちょっと変わった男。

写真を極端に嫌う。

絶対に顔が写らないように背を向けるし、

私のブログに載せる写真も、「1枚だけですよ!」と、強力に申し立てる。

まるで肖像権をもった有名人のようだ。

従って、写真は頂上で写した1枚だけを載せる。

また、山行云々については必要ないだろう。

とにかく、人がいっぱいでツマンネ!

この日も滑り降りる途中で、10名以上のツアーと思われるパーティーが登っいていった。

そんな光景を目にすると、もう冬のこの山には登る気がしなくなった。

 

 

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