オガサワラモンハナノミのように

オガサワラモンハナノミのようにです。

手伝いついでに説教オヤジ

2017-06-16 12:03:27 | 日記
「ごめん、ごめん。お父さんとお母さんは?」
「親戚まわりだよ。明日のために切り箱を50箱、借り集めてんだよ。餅だとか野菜や果物入れるのに必要だろ」

「あ、そうか」
「あ、そうか。じゃないの。荷物なんかそこ置いて、野菜買ってきてくれ」

「えっ。あんなおソバ屋さんのバイクみたいなので?」
「ブツブツ言うな」
「ハイハイ。行きますよ」

私、へんなバイクで発車。野菜の買い出しに出かけました。その背中にまだ伯父さんは叫んでいます。

「早く帰って来いよー!まだやることあるんだからな」

買出しから帰ってくると、今度は新しい俵の中に、杉の葉やお餅を入れたりする作業が待っていました。

作業をしていると、タバコを吸いながらまた伯父さんが近づいてきました。

「おじさん、まだタバコなんか吸ってるの?もうやめたほうがいいよ」
「これがなかなかな」

先制攻撃も通じず、いろいろ言い出しました。

「なあ文」
「なあに?」

「お前、田舎が嫌いか?」
「そんなことないわよ。ただ、ちょっと退屈かな」

「まさか、ずっと東京に住むつもりじゃねえだろうな」
「お姉ちゃんがこの家、取ってくれればそうしようかと思ってるわ」
「東京のどこがいいんだよ。ゴミゴミ、ごちゃごちゃで。文、あのな」




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