白鑞金’s 湖庵

元ノラ猫タマと愉快な仲間たちの日記・エッセイ・コラム。

自由律俳句──二〇一七年四月二十二日(3)

2017年04月23日 | 日記・エッセイ・コラム

音楽コーナー。

「YOUNG GUITAR 2017年5月号」(シンコーミュージック)


P.25〜31。「ジョン・ペトルーシ奏法分析」。Ex-1:音色作りから始めよう。機材に関しては予算がちょっと辛いかな。でも個人的にはマルチ・エフェクターで間に合う音色です。Ex-2:ペトルーシ流ヘヴィ・リフ。4小節目2〜4拍目のコードについては決して間違いじゃないので指定通り弾いてしまってもOK。むしろ演奏時にはバンド全体の音の厚みが増します。

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Ex-3:8小節目の流麗なレガートはペトルーシの手癖なのかな?と思って解説(YG編集部)を見ると、ありました。P.27。「ペトルーシの手グセとして後の作品でも頻繁に出て来る」。途中でぶつ切りになると困るので、プリング、ハンマリング、スライドに迷いが出たりしないことを心がけて下さい。Ex-4:ギターに歌わせたい箇所ですね〜。7〜8小節目はメカニカルなエクササイズ色が濃いんだけど、そのぶん慣れるのも早いのではと思われます。んで、ギターが歌っているかギターをたっぷり歌わせきれているかは、前半のロング・トーンが肝になりそうですね。

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Ex-5:着目点はYGお家芸ってところでしょうか。このタイプのメカニカルなフレーズをたくさん紹介してきた音楽雑誌だから。楽曲は鍵盤で作曲したんだと思われます。ギタリスト作曲としてはまず見られない音符の並び。このフレーズはユニゾンで息をぴたりと合わせて見せるのが大事なんだけど、どちらかと言うと、ギタリストの側はかなり難易度の高い運指が要求されると思うんだよね。着実に覚え込んでからバンドで合わせてみて下さい。Ex-6:1〜2小節目で連発されるスウィープ。ロック・フィールドでは余り耳にしない音の使い方が面白いエクササイズです。ポジション移動のエクササイズに使ってみればどうかな?5〜6小節目:ペンタトニックのエクササイズと割り切って頑張るほかないでしょう。頑張るためには5〜6小節目を一回の練習で3〜4回反復練習しておきたいところです。

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Ex-7:ん〜と、よく晴れた日。例えば、「五月晴(さつきばれ)」っていうよね。そんな空の下で思いっ切り弾いてみたくなるようなフレーズです。アメリカン・ガレージ出した頃のパット・メセニーをイメージしてしまいましたよ。スタッカートは大事です。それと少しだけ長めのトーンはヴィブラートをお忘れなく。

BGM20

EX-9:まずはポジションを頭に叩き込もう。ギターもアンプもともにハイ・ゲインな機種を持っている弾き手ならレガートだけですべての音を弾くことができるはず。でもEX-9はペトルーシに合わせてオルタネイトのフル・ピッキングでもこなせるようにしておきたいですね。

BGM21

Ex-10:リターン・トゥ・フォーエバー“THE ROMANTIC WARRIOR”かと思った。あの楽曲でピアノを担当したのはチック・コリア。ギターはアル・ディ・メオラ。その点について日本の本格ミステリ作家=島田荘司はこう言ってます。「彼らの驚異のテクニックには、聴くたびいつも茫然となったが、その裏側に、彼らの偏執狂的なプレイ好きと、莫大な練習量を常に感じた。そのことは無言の教師だった」(島田荘司「異邦の扉の前に立った頃」・「異邦の騎士・P.410」講談社文庫)。そういう意味での難易度は高いと思います。

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思わず「なにごと?!」と言ってしまいたくなる壮大なイントロから始まる楽曲。壮大さの直後なので、ラフな演奏になってしまわず、1拍1拍丁寧かつ力強く演出していきましょう。でもただ単なる「丁寧」なだけじゃだめだよ。繊細さを忘れず、さらに豪快な思い切りの良さが必要なんじゃないかな?

BGM23

今回改めて“IMAGES AND WORDS”を聴くことになったんだけど、幾つかのエクササイズを実際にこなしてみてね、わかったことがある。ジョン・ペトルーシはまぎれもない希代のメロディ・メイカーだってことです。「プログレ×メタル」という枠の中では捉え切れない数多くの引き出しを弾き手自身としてものにしているギタリストなんだと。それを再認識することができて良かったと思っています。

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