白鑞金’s 湖庵

元ノラ猫タマと愉快な仲間たちの日記・エッセイ・コラム。

自由律俳句──二〇一七年四月十九日(2)

2017年04月20日 | 日記・エッセイ・コラム

音楽コーナー。

「YOUNG GUITAR 2017年5月号」(シンコーミュージック)


P.176〜177。「IA’s Secret Guitar Methods」。Ex-1:映像を見る前に、ジョン・ペトルーシの演奏だよ、と聴かされたとしよう。どう思うだろうか。はっきり「ジョンじゃなくてマティアス・エクルンド」だって言えるリスナー/演奏者は恐らくほとんどいないんじゃないかな。ではこんなふうに、トリッキーなリズムを何気なく楽曲中へ融かし込むテクニックを弾き手の側の技術として習得するにはどうすれば良いのだろうか。

BGM6

P.31を見てほしい。「ジョン・ペトルーシ奏法分析」。駄洒落じゃないよ〜。Ex-9の解説(YG編集部)にこうある。 「3/4拍子と7/8拍子が交互に来るという、リズム面の障壁もある。これを意識しているかどうかで、フレーズの説得力がまるで違って来る」(「YOUNG GUITAR 2017年5月号・P.31」シンコーミュージック) というわけです。で、P.176へ戻ると、Ex-1は「9/8拍子×2」。2小節目後半部分はフレーズが違うが、1音1音の長さもまた異なるので、実際のテンポは前半と同様の「9/8拍子」でOK。

BGM7

Ex-2:譜面を見てみよう。3段もあるよね。でも破線で切れの入っている箇所は2段目のちょうど真ん中のみ。解説(藤岡幹大)にあるように「9/4拍子と9/8拍子の合体。つまり2小節目の中間の位置で1つのリズム・パターンが完結している」、ってわけです。わかりにくいかも、と思ったらすぐ映像をよく見ながら読者の手持ちのギターで合わせて確かめてみると「なるほど」と飲み込めるかと思われます。

BGM8

Ex-3:Ex-2と同じく3段になった譜面ですが、2段目の真ん中に破線を引いてみるとわかりやすいだろうと思われます。Ex-1、2に比べて聴き取りやすいのはメロディ・ラインにBミクソリディアン・スケールが用いられているからでしょう。このフレーズについて解説(藤岡幹大)によると「6度のインターヴァルで弾いている。憶えやすくキャッチーなフレーズ」と形容されている。

BGM9

Ex-4:解説(藤岡幹大)によると「32分音符に加速する部分が聴感上はキャッチー」と述べています。ただ、そうであるがためには、何となく「おかず」っぽい味わいのある「32分音符」フレーズだってことに気が行ってしまわないよう気を付けたいかな。始めから「おかず」だと思ってエクササイズすると、ニュートラルな演奏を身に付ける前に「おかず」として演奏する手癖のほうが先に身に付いてしまいがちなので。そうではなく、そのすぐ手前と同様、特に各音ずつで意味なく強弱の差を付けてしまったりせず、あくまでそれぞれの音のアタック感が均等で粒ぞろいになるまで練習しておきたいですね。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 自由律俳句──二〇一七年四月... | トップ | 自由律俳句──二〇一七年四月... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。