横たわる共依存としてシリーズで記述しています。
※医学的に正確な知識に基づいているわけではありません。
正確な判断は最寄りの医師の方までお問い合わせください。
横たわる共依存
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/aafe7623159ce507800a004656f7c06a
共依存の記述(Wikipedia)における
「完璧に支配しているという快感」が
仕事中毒と渾然一体となっていると考えられる例があります。
はじめのうちは、
私費を投じて共有のものを買って提供し支配感を得るなど軽微なもの、
度が進むと
大部分の内容や業務を一人で把握・実行し、
他の人に手や口が出ないように行動を選択してしまうことにより
支配感を得る場合もあります。
この時点で依存症特有の計画性の欠如が現れていますので、
計画と実績の乖離(かいり)
つまり大幅な遅れが目立つようになります。
この一人で実行するという点については、
"信頼感を喪失している"という点が該当する部分です。
他者への信頼感を喪失しているため、
「任せる」ことができにくくなります。
衝動性もあり、かつ"現実を直視できない"というWikipediaの記述にあるとおり、
善悪の判断が正確でなくなり、
倫理・法的に問題のある行動に及ぶ場合もあります。
そして以前の記述。
依存と暴言
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/280407658e0d182c638076baf6bc872d
これらの行動を抑止しようと、
反対意見を伝えるなど
「問題があるからやめて欲しい」
と伝えてもモラルハラスメントなどに及ぶ場合もあります。
またこの抑止する行動が
"イネーブリング"を助長する結果にもなります。
「あなたが行動を抑制するから私はその行動を続ける。それでいいのだ。」という
"否認の病"とされる行動に至ります。
のぞめるのは"底付き体験"が来るのを待つことです。
はじめは善意でやっているうちに、
だんだんと病的な領域にまで進んでしまい
人生をすり減らしている方を見るのは
何とも悲しいことですが、
これもこの世、
"浮き世"、英語で言うところの"Floating World"です。
浮世絵
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/4925016c1880b1b1cb098e202026162b