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災害対策 - メール

2014-02-09 | 雑感

まもなく東日本大震災から3年を迎えます。


未だ仮設暮らしの方もいらっしゃる中、
世の中の空気は島の話や経済対策に向かっています。


その震災時に発生したのが、
安否確認ができない、
というもの。


周囲では、電話がつながらず苦心、
つながったらつながったで状況を聞きたいとばかりに、
延々と長電話する方もいらっしゃいました。


まずその方の身の安全を確保していただくことが最優先で、
状況の確認は優先順位としては低いのです。


その後反省の上、
個人のメールアドレスを伺うことになりました。


このメール、何が強いかというと「集中管理しない」こと。


かなり難しい話になりますが、
インターネットの起源である
ARPANETの設計思想、
「システムの一部が欠けても動き続ける」
というのが強いのです。


http://ja.wikipedia.org/wiki/ARPANET


まるでトカゲか生物のようです。
生き残るのです。


そのため、私はプロバイダのメールを複数持ち、
常時チェックはせず、すぐには呼び出せないが、
万が一の時には連絡が取れるようにしています。


なお、LINEやTwitterは利用しないことにしています。
これらはシステムが「集中管理」していますので、
そこまで災害に強くありません。


ところが、このメールアドレスの確認も風化しつつあります。


皆あのときのことを忘れてしまっているんでしょうね。


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