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オフロードバイク&釣り好きのイケイケブログ

“WINNING LURE”

2014-11-25 22:08:58 | ルアー釣り
帰着後の検量でメジャーに載せられた魚は
50の数字を超えていた。

「おっ!50あるやん!」

注目の中、その声を聞いた瞬間、
嬉しさにおもわず両手の拳を振り上げた。




     “WINNING  LURE”



この言葉にグッとくるのは私だけ…か?


もちろんトッププロが戦う試合から
地味な草大会まで、
全国各地、バス釣り大会が行われれば
必ず “WINNING  LURE” は生まれるものです。
もちろんそんな事は分かってる。

shuttle の開発に直接係わってきたなどとは
おこがましくて言えないが、
DRT白川氏が一つひとつ、スズを流して手作りしていた頃から
綺麗にパッケージングされ店頭に並ぶまでを
すぐ近くで見てきた私にとっては、
やはり思い入れがある。
どうしても一度は shuttie で勝ちたかった。



そしてめぐって来たチャンス。
毎年、秋に行われるホゲ杯の開催が
いつもの年より1ヶ月ほどずれ込み、
水温のかなり下がった時期に開催されることや
昨年より全体的にスイムジグの反応が良いことなど
今回の試合は shuttle で勝てる要素に恵まれていた。

絶対 shuttle で勝つ!
自信もあった。
ワンバイトあれば優勝に絡めると思っていた。



風の無い静かな朝。
狙いはミオ筋に絡む水深3メートルあたり。

普段のオカッパリとの感覚の差を埋める為に
前日から、よりディープを巻きやすい3/8をリグっていた。
反応の出る巻き方は分かってる。
ウィードトップを舐めながら信じて巻くだけ。


およそ6時間超の試合。
気分転換に5分ほどアノストを泳がせた以外、
ずっと狭いボートに立ち続け、
shuttle を巻き続けた。

ずっと巻き続けた。

一定のリズムを保ちながら
ずっと巻き続けた。




無事にネットに納まった魚を見て
相方のジョウヤンさんが
「これ勝てるかも…」と言った。



強者らに勝ったことが嬉しかったんじゃない。
このルアーで狙って勝てたことが純粋に嬉しかった。


嬉しさにおもわず両手の拳を振り上げた。





 “WINNING  LURE”「shuttle3/8+ワンナップシャッド6」



2日経った今もまだ、私はその嬉しさに浸っている。








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2 コメント

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Unknown (TAMU)
2014-12-03 22:55:55

ふと、読み返させていただきました。

6時間 ひとつのルアーを巻き切る事が
どれだけストロングマインドだったか。

あの日の状況を知っているだけに痺れます。

写真のU+FF02ウイニングルアーU+FF02
物語がぎっちり詰まってる顔してます^ ^

改めておめでとうございます♪









Unknown (オフロードライダー)
2014-12-04 00:08:37
TAMUさま:

カッコイイこと言えば、
巻ききれる自信は、このルアーなら獲れるという
確信があるからなのです(^^A
なんてね(笑)

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