東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

Norskkurs, uke7-8

2016-05-10 10:04:40 | ノルウェー語 norsk
4/25(月)~5/4(水)
テキスト Her bor vi 1, Kapittel 7
サブテキスト "Pedros bok"
歌プリント "Soltrall" "Noege i rødt, hvitt og blått"

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祝日や学校の都合で登校日の少ない5月
暖かくなってきたせいか
学校を休む生徒が心なしか増えた気がします

他の地区から5人が移ってきて
クラスの生徒数は一気に5割近く増えたのに
密度があまり変わりません

まあいいんですけど

さて
ここ2週間は歌や詩の教材が登場
最新ヒットチャートではなく童謡や国歌みたいな歌なので
ふだん勉強している標準的な言葉遣いではない言い回しも習いました

もともとドイツに占領されていた影響で
歌詞にドイツ語のままの単語が残っていたり
はたまた en katt/katten (男性名詞)と習った「猫」は
唄の中で出てくるように ei katte/katta (女性名詞) でもオッケーだとか

ノルウェー語のファジーさ(?)を知ることで
方言や年配の人の話す言葉に対応しやすくなるのかも、と思いました

そして宿題に
母国の歌または詩をノルウェー語に翻訳するというのが出されて
作品のチョイスにしばし悪戦苦闘

最初は童謡で探していたのですが
ぱっと思いつく代表的な唄はどれも
翻訳に向いていないと諦めることに

だって「春のうららの」とか「夕焼け小焼け」とか
全く訳せる気がしないどころか
小焼けってそもそも何?ってなって宿題の完成が遠のくばかり

もっとシンプルな歌詞の歌、ないかなあ

「ぞうさん」…簡単すぎる
「雪やこんこ」…こたつ、説明面倒くさい
「やぎさんゆうびん」…内容がシュール
「犬のおまわりさん」…歌詞にニャンニャンとかワンワンが多すぎ

えーどうするー?

いっそ詩のほうが
ちゃんとした文章になっていて訳しやすいかも

悩みに悩んだ末に
金子みすゞさんの「わたしと小鳥と鈴と」にしました

「わたしが両手を広げてもお空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥はわたしのように地面(じべた)を早く走れない…」

いける!主語と述語から成る文章!
これなら訳せそう
タイトルからしてシンプルだし

Jeg, en liten fugl og en bjelle

題材が決まるとあとは早くて
嬉々としてノートを埋めてゆきました
まさか翌日わたし以外誰も宿題をやってこなくて
1人朗読することになるとは夢にも思わず…

結局この2週間を振り返ってみても
多少の語彙の他にはこれといって新しく習ったことはあまりない気がします

å male: to purr (of cat)

「塗る」と「(猫が)喉を鳴らす」が同じ単語って…


Katta maler på fanget mitt.

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