二言瓦版

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数年後、自動運転があれば、もっと売れるかもしれない。

2017年08月17日 03時51分45秒 | ニ言瓦版
車で、旅か。
いいのか、一定のところしかない。
いいのか、悪いのか。



「車中泊といえば思いつくのはキャンピングカー。ベッドがあったり、炊事設備が設けられたりするなど、車中泊を想定して改造されているものです。1000万円以上するものもありますが、最も売れている価格帯は500万円台。簡単な改造にとどめた軽自動車ベースのものであれば100万円台で購入できるようになりました。販売業者などでつくる日本RV協会(東京)によると、国内での推定保有台数は2005年の約5万台から16年は約10万400台と10年間で2倍以上も増えています。

 1週間を超えるような長期間の旅なら装備の整ったキャンピングカーがおすすめですが、数泊程度の旅ならば特別な改造が施されていないミニバンでも快適に過ごせます。実際、全国を旅していると、キャンピングカーだけでなくミニバン、セダン、軽自動車で車中泊する人を多く見かけました。

 自動車メーカーも車中泊仕様をうたった車を発売しています。16年9月に販売が開始されたホンダ・フリード+(プラス)です。フリードは通常のミニバンより一回り小さい車体でエンジンの排気量は1.5リットル。フリードプラスは後部座席のシートを倒すとフルフラットスペースを作ることができ、セミダブルサイズのマットレスも敷けるようになりました。車内の床から天井までの高さも通常のフリードより14.5センチ高くなり「居住性」も向上。フルフラットの下のスペースに荷物をまとめて収納できるようになり、荷物に囲まれて寝るようなこともなく快適に過ごせます。ホンダ広報部によるとフリードプラスは当初月間販売台数を1750台と見込んでいましたが、実際には約2200台と予想を上回っているということです。


 車中泊がなぜ支持されるようになったのでしょうか? 理由の一つとして考えられるのは、「行く場所が限定されない」ということです。ホテルや旅館など、宿が決まっている旅だと天候が悪くてもキャンセル料金が発生するので、出かけざるをえませんが、車中泊なら天候の良い別の場所を目指せばいいだけ。宿泊先に縛られない旅ができます。

 もう一つ考えられる理由が、「週末を目いっぱい遊ぶことができること」ということです。金曜日の夕方、仕事が終わったら車で出かけ、目的地に近いところまで行き、車中泊のできる場所を探して仮眠することができます。この場合、交通量の少ない夜に移動するので渋滞に巻き込まれることもなく、目的地では午前中から遊ぶことができます。土曜日も一日たっぷり遊び、さらに日曜日もすぐには帰宅せずに車中泊。仮眠の後の月曜日の早朝に家に帰ることで、帰りの渋滞に巻き込まれることもありません。

 これまでは週末は1泊2日が当たり前でしたが、車中泊を使えば3泊4日も楽しめます。土曜日だけは宿に泊まるという使い方もできます。浮かせた宿泊料で食事を豪華にしたり、遊びを充実させたりする人もいます。車中泊を取り入れることで、これまでとは違った自由度の高い旅を実現することができます。

 ちょっと肉体的にはハードに感じるかもしれませんが、最近では車中での寝心地を良くしてくれるグッズが充実しており、睡眠をしっかりとれるので、イメージするよりも疲れは残らないと思います。

快適に過ごすコツ

 車中泊を快適に過ごすポイントは二つです。一つ目は寝るために平らな場所を作ることです。ミニバンでは、シートの背もたれを倒して平らに近づけることができますが、シートは座るための機能がメインなので、どうしても凹凸があります。実際に寝てみると分かりますが、少しの凹凸でもけっこう気になります。これを解消するため、隙間にタオルを入れたり、クッションを入れたりしても完全に平らにすることはできません。

 そこでちょっと奮発して車内用のベッドマットを手に入れてみてはいかがでしょうか。エアー式のマットで、ある程度の厚みのあるものがおすすめです。収納がコンパクトにできることも選ぶ基準になります。


 ポイントの二つ目は、外からの視線を遮ることです。高速道路のサービスエリアなどで仮眠していると、車内を覗のぞき込む人がいたりして、視線が気になります。これを遮ることができれば、車内がプライベート空間に様変わりします。窓にバスタオルなどを挟んで視線を遮っている人を見かけますが、窓をすべて覆うことはできません。自動車用品店で売っているカーテンでも良いのですが、窓の間に隙間ができるので、テープを貼るなどの工夫が必要です。

 窓を遮るためには、車中泊専用グッズ「マルチシェード」がおすすめです。窓を採寸して300車種以上に対応しているので、サイズがぴったりのものが見つかると思います。視線を遮るとともに、断熱性も高いので夏は直射日光を遮断でき、車内の温度上昇を抑えることができます。

 夏の暑さ対策で言うと、エンジンを切った車内では小型バッテリーを使って、消費電力の少ないDC型扇風機で涼む方法をおすすめします。車内を風が通り抜けるように、車の縦方向に向かってセットするのがポイントです。それと、自由に好きな場所に行けるのが車中泊の醍だい醐ご味みですから、夏は高原などの涼しい場所へいくことをおすすめします。

RVパークが普及


 車中泊ではこれまで、主に道の駅が利用されてきました。国土交通省によると、道の駅は現在、1117か所あります。しかし、道の駅はあくまでも休憩施設なので、車中泊も仮眠という捉え方となり、車中泊を禁止している道の駅もあります。車外で調理したり、発電機を使ったり、持ち込んだゴミを捨てたりすることを禁止するなど、各駅それぞれのルールがあります。

 オートキャンプ場以外の公園やショッピングセンターの駐車場、路上などで車中泊をしてはいけません。道の駅と同様にエンジンによる騒音、ゴミの問題などを引き起こすだけでなく、車中泊をしている人にとっても防犯上の問題があります。

 そこで日本RV協会では、2012年より有料施設「RVパーク」を整備し始めました。ここでは電源が使え、24時間使えるトイレがあり、旅行中に出たゴミを捨てることができます。料金も1泊2000円程度で現在全国に99か所(8月8日現在)があり、道の駅に併設されることも多くなりました。今年7月にオープンした「RVパーク道の駅こすげ」(山梨県小菅村)も道の駅内にあり、1週間程度の滞在も可能です。1泊1台2500円。隣接して温泉施設がありますし、フォレストアドベンチャーというアウトドアパークもあるので、家族連れで一日楽しめます。

車中泊の旅でセカンドライフを楽しむ


 日本RV協会が発行するキャンピングカー白書2016によると、キャンピングカーを使って将来やってみたいことは?という質問に対して「日本全国をゆっくりと一周したい」という回答が8割を超えました。

 白書によるとキャンピングカーのユーザーは「60歳代」が中心、さらに旅の同行者を調査したところ「夫婦2人」という回答が6割を超えています。

 これらのことから、定年退職した夫婦のセカンドライフとしてキャンピングカーで日本一周の旅をイメージしているということが想像できます。

 というわけで、定年間近の人も、そうでない人も、その第一歩として車中泊を始めてみませんか。キャンピングカーをおすすめしますが、まずは今乗っているクルマで車中泊デビューはいかがでしょうか!」


車は、売れるだろう。
解らないことだ。

でも、電車で、旅のがいい。
車は、大変だろう。
自動運転が、できると、いいが。
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