フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

黒蜜かけるのはやっぱり違和感が(生まれも育ちも東日本)

2017年06月12日 22時15分33秒 | 旅行&おでかけ
さて、車が新しくなったとなれば長距離ドライブである。
ぬたりの愛車となった以上、意味不明な行き先に駆り出されるのは当然であるので、まずは一発なにやら意味不明なドライブをして、新しい愛車に「お前はこれから俺と一緒に無茶するんだぞ」というのをたたき込む儀式である。
ただ、結婚して無茶をしなくなったのも事実。独身時代は数時間未舗装林道を連続走行するとかの無茶があったが、結婚してからはそもそも未舗装林道にほとんど足を踏み入れていない。
前の愛車もこの儀式は山形県の加茂水族館往復であったわけで、軽で山形まで日帰りするのがそれなりの無茶ではあるけれども、まあ半分以上が高速道路だし。
で、今回の愛車である。とりあえず納車1週間で遠出はしたが、走行距離は1日で300キロ程度。高速区間も長いし、単なる普通の長距離ドライブではある。まあぬたりもいい年だしいつまでも無茶やってるわけでもないしね。行き先も群馬の隣の新潟県である。で、片道150キロも走って新潟県の山奥で何をしてきたかというと。

ところてん食べてきました(意味不明)
いや、これただのところてんじゃないです。なんと言っても、日本一うまいところてんである(店名やんけ)。
いやまあ自己申告の日本一ですけどね。でも伊達で名乗っているのではなくて、きちんと手間がかかったところてんでとてもおいしいものだし、何より雰囲気が良い。川沿いに店があり席の脇は鯉の泳ぐ池。風も通り抜ける立地なのか、常に涼やかな風が吹き抜けていて、ここ真夏に来たら天国だと思うわ。6月だと半袖では寒いくらいだったけどさ。
確かにまあ、たかがところてんだから、東京からこれだけのために数時間(最寄りの高速のインターからも1時間弱)かける程かと言われると素直に首肯は出来ないけども、逆に言えばこの店の近所を通るのならば寄らない理由はないですよ夏休み時期は混むらしいけども、真夏にはホントおすすめの場所だと思うよ。まあ、酢醤油のところてんに馴染みのない人にはおすすめしないが。
で、だ。この日訪れたのは新潟県である。日本有数の米どころである。ところてんのお店のある十日町は「棚田の里」として知られており、お店に「棚田の米で作ったおにぎり」も売っていた。おにぎり好きなぬたりは、ところてん食べ終わったら買おう、と思っていたんだけどね。
ところてん食べてるうちに売り切れになっちゃったよ(TT)
人間こうなるとなにやら無性に食べたくなるもの。仕方ないので帰りしな、手作りコシヒカリおにぎりを売っているコンビニ、オレンジハート石打店へ。まあ、石打店も何も、元々オレンジハート自体がマイナーにも程があるチェーンで、本部もすでに存在せず、他の店舗がまだ生き残っているのか不明なんだがな。ともかくここには手作りのおにぎりがある。
一個もないよTT
店内のディスプレイに置いておけるスペースの存在すら認められないほど。情報が無いので分からないが(店員に聞きそびれた)、おにぎり販売をやめちゃった可能性すらあるぞ。
もうこの時点で半分涙目もんだが、オレンジハートから程近くに米農家の直売店を発見。塩沢石打インター近くの「田人-tabito-」ってお店。まあせめてコシヒカリでも買うかと寄ってみると、「塩むすびあります」の看板発見。おお、やった。待たされた甲斐あって、なんと農家の直売のおいしいコシヒカリおにぎりが食べられるぜ。
まあ、売り切れだったんだけどさ(TT)

と言うわけで、せっかく米どころたる新潟県南魚沼に行っておきながら、とうとうおにぎり一つ食べられなかったという、裸の大将なら絶望で貼り絵が出来なくなるくらいのお出かけになりましたとさ。しばらく忘れていたが、そうか、俺にはアレな神がいまだに取り憑いてんのな。
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