この、おかしな国、日本!どうやって生きていくのが楽しいか?

あ~あ~こんな国に生まれちゃったよ・・・・

この冬に、ヨーロッパ金融崩れが起きそうだ・・・

2016-10-29 15:41:22 | 日記

 日銀の黒田東彦(くろだはるひこ)総裁は、「まだまだやるぞ、マイナス金利」である。
 しゃかりきになっている。金利を今よりもさらに下げて、日本を氷づけにする気だ。「景気回復(デフレ脱却)」という言葉は、安倍晋三首相から消えた。日本は金融緩和(きんゆうかんわ)路線(ジャブジャブ・マネー路線)を今も突き進んでいる。

 日本は、「10年もの国債の利回りを、0(ゼロ)%に釘(クギ)打ちして、それより短期の金利を深掘り( steepening(ステイープニング) )して、さらにマイナス金利を〝深化〟させる」のだそうだ。9月21日に発表した。その代わりに「20年もの、30年ものの長期金利は右肩上がりに〝跳ね上が〟ってもいい」らしい。

「10年もの国債の利回りを0%で釘打ちすること」が、何がそんなにすばらしいことなのか、私には分からない。日銀黒田総裁たちは自画自賛して、これを「イールドカーブ・コントロール」政策と呼んで小躍りしている。「量(りよう)(ジャブジャブ)中心から、金利を中心の金融政策(マネタリー・ポリシー)に移す」と、何か大変すばらしいことを考えついたように触れ回っている。

 短期金利(政策金利)だけでなく、長期金利までも自分たち為政者(いせいしゃ)は管理できる、自分たちで動かせるのだ、と宣言したに等しい。これは統制経済(とうせいけいざい)(コントロールド・エコノミー)の手法である。

 この冬に、ヨーロッパ金融崩れが起きそうだ。「ユーロ恐慌」である。ドイツ銀行が危ない。破綻したら負債総額は2・2兆ユーロ(約260兆円)だそうである。ヨーロッパが団結して何とかするであろう。が、この打撃は世界中に広がる。


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