<二日目>
朝、ホテルを8:40に出発…、今日は午前中、数ヶ所を訪れ、昼には金沢を離れる予定…。
”金沢ふらっとバス”の左回りで本多町停留所で下車、歩いて約5分…「鈴木大拙館」へ。
この本多町で生まれた世界的な仏教哲学者・鈴木大拙の思想に出会いたくて…
出来れば観光客の少ない朝一番に訪れたかったので少し早めに到着(開館9:30)
開館準備をしていた施設の方が開館まで、隣の松風閣庭園(入園自由)を勧めて頂いたので、先ずは庭園へ。
静かな日本庭園、高い松の木の上でトンビが一羽、甲高い声で鳴いていたり、池の中では鮮やかな鯉の群れが泳いでいたり…。
庭園の日陰に群生するコケにも生命が輝き、感動し…
開館時間を少し過ぎ、「鈴木大拙館」へ…
「無心」…、あるがままに、なすがままに過ぎ行く時間をゆったり…時折通り過ぎる風が心地良く…
現実に戻って、今日のスケジュールをこなさなくては…と、いうことで退館。
次は石川県の歴史を知りたくて”いしかわ赤レンガミュージアム「石川県立歴史博物館」”へ…
本多町から小高い丘に上がる途中にある小さな急流(金城霊澤=湧水、兼六園?が水源?)に驚き…
上りきると前方に赤レンガの建物が見えて…
赤レンガの建物が3棟、かっての陸軍兵器庫だったもので、戦後は美術工芸大学、そして現在は県立歴史博物館。
重厚な建物はもちろん、展示物も見ごたえのある内容でした。
予定の時間が少々押し気味…、次は周遊バスの中から見て気になった「犀川大橋」へ…
昔ながらの木造建築物が多いイメージの金沢の町並みに、鉄骨の逞しさが”何ともたまらん”…
惚れてしまった鉄骨の橋を後にして、古い町並み=長町武家屋敷界隈へ…
予定の昼時間が迫り、香林坊バス停から路線バスで金沢駅へ…12:23着。
予定の電車は12:28福井行き普通…急いでホームへ、しかし、二両編成で満員だったので、次の電車に決定。
昼食を済ませ、13:30発の福井行き普通(4両編成)で金沢を離れ、次の目的地:今庄駅:昔の宿場の赴き…を。
福井駅から敦賀行き普通が二両編成で、次第に乗客が増えて、今庄駅下車は中止、このまま敦賀へ。
敦賀から16:57発、新快速:播州赤穂穂行きに乗り換え、芦屋へ…18:58着。
<閑話休題>
暑い夏とは思いつつ、今年も北陸は猛暑の夏でした…金沢の最高気温34℃、街中は暑くて・暑くて…汗びっしょり。
市内は外国人観光客が多く、夫婦連れや若者、団体さんまでが「日本」を楽しんでいるようでした。
帰りの電車の車窓から見えた”伊吹山”…頂上付近に雲が浮かんで、噴火のよう…
今回行けなかった「今庄宿」は宿題…、日帰り旅で行くことになるかも?
18きっぷ…残り3回分=泊まり旅?日帰り旅?はてさて…どうなることやら。