風の谷のナウシカ ２ その６

かけつけた蟲使いたちに取り囲まれたユパ。
皇帝直属の僧官が、ユパを生け捕れと命じます。
ーーーそこで、蟲使いたちから報奨金交渉が持ちかけられます。いつなんどきでも、彼らは〝商売人〟なのですねえ。

そこに、マニ族の戦士が現れ、ユパに攻めかかります。
実は、この戦士はマニ族に同行していたペジテのアスベルで、わざと容器を壊してユパと、マニの僧正とケチャを脱出させます。

四人が脱出するための船に向かっていたところ、突如、土鬼の僧会の戦艦が現れます。
僧官が呼んだものでした。
戦艦に乗ってやってきたのは土鬼帝国の皇弟でした。

皇弟と僧正の神聖語による口論が始まりました。

「その者青き衣をまといて金色の野におりたつべし　失われた大地との絆をむすばん」

古き予言にある救世主の出現を信じて、マニの僧正はナウシカのことを土鬼の皇弟に知られぬよう、マスクを外して、武蔵坊弁慶のごとく立往生して果てます。
ーーーそれでも、皇弟は超能力でナウシカの顔を見てしまうのですが…