上土井敦の「おかげで僕は元気です。」

何かと失敗の多い僕ですが、小さな幸せを追求します。

お伽の棺的電脳日記記者会見

2008-04-26 23:18:19 | Weblog
今日は、扉座第41回公演『お伽の棺』ブログライター会見にやってきましたっ!

会見は、黄淑京さんによる歌(この時は録音)を聴いた後、
赤星氏による、舞台装置の説明から始まりました。

今回は何と、照明?音響機材を一切使用しない(正確には、照明はロウソクのみ。音響は役者の作り出す音のみ。)んですって!(驚)


そして、作?演出の横内さんをはじめとして、
キャストの皆さんの紹介。

皆さんとっても個性的な役者さんですが、
注目は主演女優に韓国から迎えた、キム?ナムヒさん!

僕より若いのに扉座のベテラン勢と堂々と渡り合っているという。


スゴイ…。


役者紹介後の質疑応答でも、
堂々と自分の気持ち、考え方を伝えていた。

どんな公演になるのか本当に楽しみです!


今回、記者として参加していた僕もひとつ質問させて頂きました!


…と、質問する直前に、

横内さん
「あなたはどちらの記者さんですか?」

上土井
「えっ!?Σ(〇□〇;
え~…っと…(°o°;;;;
(えっ!?そんな設定あるの!!?)

…あ、愛知通信の上土井デス。(我ながらどーしようもない返しだな…(泣))」

といったムチャぶりに凹みつつ…

Q上土井
「あのぅ、今回の公演で、本公演としては初めて海外から役者さんを呼んだ訳ですが、そうする事で得たものや、難しいと感じたものはありますか?」

という質問に対し、横内さんは


A横内さん
「難しいと感じたのはやはり言葉の壁。
ダメ出しを通訳さんに通訳してもらってる時間がもどかしい。
よく通訳を待たずに先喋っちゃう事があったなぁ(笑)

発見したのは、これは、海外の役者さんだからという訳ではないのだけれど、
自分の生活バランスを崩す事の素晴らしさ。
という言い方は少し変だけど、
自分の生活バランスを崩してまでその作品に臨む姿勢の素晴らしさかな。
別に崩せって言ってるワケじゃないんだけどね。

ウチの劇団の上土井に見習わせたい。」

Q上土井
「あ、あぁなるほど、よくわかりました。


…特に最後の方が。(汗)」


と、ゆーワケで、色々な意味で非常に有意義だったブログライター会見でしたっ!

カメの会

2008-04-19 23:12:13 | Weblog
『カメの会』

岩さんの気まぐれオレンジロードな気分で開催される超不定期飲み会。


今回はブログの読者様も参加するとのことで、わたくしもコッソリ参加させて頂きました。

いやー楽しかったっスよ。
途中雨が降ってきて、しばらく傘さしながら飲んでました(笑)


すごかったのはベティ姫氏&りっちゃん氏&Yuko氏ら女性陣の差し入れ!
おいなりさんから始まり、きのこの炒め物や揚げ物、巾着まで累々たる手作り料理!

久々の家庭料理に触れ、心の中で涙しました。

来て頂いた皆さんありがとうございましたっ。
風邪をひかれていない事を祈りますっ。

『HAKANA』

2008-04-18 20:12:03 | Weblog
今日は明治座で杉田成道さん演出のネオ時代劇『HAKANA』の公開ゲネプロをみさせて頂きました♪

名前は少し変わっていますが、明治座版『いとしの儚』です。

僕は、『いとしの儚』を観るのはこれで3回目です。

一回目は、扉座本公演の儚をビデオで。
二回目は、遊座旗揚げ公演のときにキャストとして。

そして今回で3回目。生で客席で観るのは初めてですっ!


色んな角度から観させてもらった感じですが、観てみて改めてその台本の完成度に舌を巻きました。

そして、杉田さんの素敵な演出。


&藤本美貴さんや大口兼悟さん、レイザーラモンさんら、素敵かつ濃厚なキャスティング!


我が劇団からはトモさん、佑佳さん、幸乃さん、新原が出演していますっ。


楽しませて頂きましたっ♪

27日までやってますよ~☆

オーディションしてきましたっ!

2008-04-12 23:11:31 | Weblog
といっても、受けたワケではなくて、審査する方のお手伝いです。

今夏に、厚木市の市民の皆さんが中心の市民ミュージカルをやるんです!

んで、僕らはそのオーディションのお手伝いに来たワケなのです。


朝、通い慣れた厚木市文化会館に入り、今回キャストとしてではなく運営スタッフとしてボランティアで手伝ってくれる市民の皆さんと合同でミーティング。

12:00からオーディション受付を開始したのですが…


めちゃくちゃ多いっスよ!(◎o◎)!!

聞けば300人超の市民の皆さんがオーディションに参加していたそうで、下は6歳から上は70歳くらいまで、まさに老若男女を問わずあらゆる方が、文化会館の地下にある展示室にてひしめきあっていたのでした。スゲェ。

関係ないけど、この光景を見て、最近ちょこっとハマってる漫画「カイジ」が僕の頭をよぎりました。


ざわ。


ざわざわ。


はい関係ない。



今回のオーディションに於ける僕のミッションは、『市民の皆さんの誘導、及びダンス審査時のアシスタント』。

ラッキィさんの振り付けるダンスはホント楽しくて、オーディションである事を忘れかけました。

市民の皆さんもきっと何人かはオーディションである事を忘れて踊ってたと思います。

皆さんが楽しそうに踊ってるのをみながら、全員が合格するわけではないのだと思うと、やっぱり少し残念に思いました。

320人が全員合格しちゃったら、それはそれで凄い舞台になるかもとは思うけど、楽屋も通路も舞台袖も人で溢れかえって舞台が成立しませんもんね。残念だけど、仕方ないです。


でも、皆さんにお見せする舞台はきっと320人分の想いを乗せた、素敵な舞台になると思います。

期待していてくださいねっ☆

ラジオ

2008-04-09 23:29:21 | Weblog
今日はラジオドラマの収録でした。

前回ラジオドラマのお仕事をさせてもらってから随分経っていたので、集合時間を勘違いし、予定より1時間近く早く着いてしまいました…(汗)

収録が始まり、マイクの前に立つと、すっごい緊張して足が震えるんスよ。

なんだろう、あの感覚。
カラオケで一番最初に歌わされるプレッシャーを12倍くらいにした感じ?

でも、一度声を出して感触をつかむと段々緊張も解けてきて、もっと喋りたい!って思っちゃうんですね。
それもなんかカラオケに似てるかなぁ。
共演者の皆さんにも助けられたりして、とても楽しく収録を終えたのでした。

収録後、最近ハマったすき家のメガカレーを食べて帰りました。

うーん、幸せな一日☆

他人のふり見て我がふり直せ

2008-04-04 16:12:27 | Weblog
先日、新しく研究生2年目に突入した後輩の小柳津(おやいず)君とこんな話をしました。

小柳津「あっ、上土井さん、聞いて下さいよ。」

上土井「うん?」

小柳津「俺今日電車降りて改札出るとき、変なオジサンを見かけたんですよ。」

上土井「おぉ、どんな人?」

小柳津「なんか、ずっと変な歌歌ってるんですよ。」

上土井「へぇ、どんな歌歌ってたの?」

小柳津「いや、よくわかんないっスよ。」

上土井「そ、そうか。それでそのオジサンはどうしたの?」

小柳津「いや、そのまま改札入って階段上って行きました。」

上土井「・・・。」



オチがねぇ~!!Σ(〇□〇;


僕は思わず言ってしまいました。
上土井「お、おま、オチてねぇよっ。」
小柳津君は少し傷ついた面持ちで「すみません」とつぶやいて去って行きました。


このやりとりを里沙さんに話したら、

里沙さん「オメーはどーなんだよー。」
と。



おぉっ!確かに。(°o°;;

よくよく考えてみれば僕の話もあまりオチてないなと…とゆーか、このブログもオチのない話ばかり。

ご、ごめんよ小柳津君!!(°o°;;

オチって難しい…。

遅くなりましたが…

2008-04-03 12:09:10 | Weblog
無事に『トラオ』の千秋楽を迎える事が出来ました!

何度でも言っちゃってますが、この公演を無事に迎える事が出来たのは、スタッフの皆さんを始め、手伝ってくれた方々や、観に来て頂いた皆さんのおかげです。
本当に、本当にありがとうございましたっ!


さて、稽古中から本番まで、色々ハプニングの多かった今回のお芝居ですが、
僕の一番印象深かったエピソードを一つ。
(※注意!ここから先は、若干ネタバレです!)


僕は今回のお芝居で関西弁のサラリーマンの役をやらせて頂きました。

前説で皆さんにしゃもじの使い方をお知らせした後、
スーツを着て皆さんに見つからないように、東京公演の時はスタジオの裏口から、厚木公演の時は裏の駐車場をぐるっと大回りして客席の後ろへまわるんです。

そして客席の後ろから、道に迷ったサラリーマンとして舞台の方へ進み、演じる訳なのです。


僕が客席の後ろから登場すると、観客の皆さんは最初「開演時刻に間に合わなかったお客さん」と思い、「あぁあの人大丈夫かしら?ソワソワ…」みたいな感じになるそうです。


観客の皆さんがそう思ってくれたなら僕としては作戦成功みたいな感じで嬉しいんですが、

厚木公演のときはなんと、客席案内のスタッフさんまでもが僕をお客さんと勘違いしてしまったのです!


客席と外を仕切るトラ棒を乗り越えようとする僕の腕をしっかりと掴み、

スタッフさん
「お客様、どちらへいかれますか?」


「あ、いや、えーと…中に入りたいなと…(焦)」

スタッフさん
「困ります。」


「あ、いや…!(激焦)」

スタッフさん
「困ります!」

と仕切りの所でスタッフさんに取り押さえられてしまったのです!

「僕、役者です。」と言えば一発解決なのに、サラリーマンとして今ここにいる以上、それを言ってはならない!と思った僕は何とかサラリーマンとして客席に入らねばとアレコレ考えるのですが、なかなか口が上手く動かない。

そうこうしてる間にも舞台上では話がトントン進み、もうすぐ僕のセリフが…!

ああぁぁおぉぅぅ(°Д°;;

もはや、2000円(チケット代)を払って入るしかない!(T▽T)

と思ったその時、遠くの方から赤星さんが駆け付け「役者です」と伝えてくださり、なんとか間に合ったのでした。

止められたときはすっごい焦ったのですが、不思議な事に、その後は緊張せずとてものびのびとお芝居ができたのでした。スタッフさん、感謝です。


いや~、お芝居って、ほんっとに面白いものですね。(水野晴彦風に)