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6/1 NEVER SAY GOODBYE-ある愛の軌跡-

2006-06-02 00:29:01 | 舞台感想
2006年6月1日『NEVER SAY GOODBYE-ある愛の軌跡-』@東京宝塚劇場

配役・あらすじetc・・・こちらから。

宙組トップの和央ようかさんと、花總まりさんのさよなら公演を見てきました。
こんな大事な公演、私たちが見ちゃって良いの!?
・・・多少の罪悪感を感じましたが、楽しんできました!!

前回見た『ベルサイユのばら』と比べれば、話はだいぶ大人のラブストーリー。

和央ようかさんの歌声は、甘くて優雅でした。
でも活舌が悪いといえば、悪い?ちょっと歌詞と台詞が聞き取りづらい時もありました。
ジョルジェ、素敵でしたけどね~♪
正直私は黒髪の元闘牛士ヴィセントの方が好きでしたw声とか遠目からですが、見た感じとか。

花總まりさんは衣装の白いドレス姿なんか、特に綺麗で・・・
大人の女!って感じがありました。
歌声もとても澄んでいて、だけど、それだけでなく感情がしっかりこもっていて、
聴いていて心動かされるものがありました。

ジョルジェが命を落とすシーン・・・
あの光の当て方は“目”を表していたのかな??
意識して見ていなくて、暗転する直前に
「ん?目に見える!?」
と思ったので、確認する間もなかったんですが・・・気になる。

カメラ(第三の目)を通して自分の真実を探していたのがジョルジェ。
圧政に苦しむ人々の姿をカメラで撮り続け、
最後はそのフィルム(=命)を恋人のキャサリンに預け、
仲間と共に戦い、死んでいきます。
自分の理想の為に仲間と戦うことが、彼の真実だった。ってことで良いのかな。
ちょっと釈然としない感じもしましたが・・・

最後の戦闘シーンは、とても静かだったので地味だな~とも思ったんですが、
だからこそ、伝わってくるモノも大きかったのかもしれない、
と帰ってきてから改めて考え直した次第です。
ジョルジェ達の起こした戦闘は、歴史的にそれほど大きいものではなかったのかな、と。

その戦闘シーンの時もジョルジェのカメラが舞台の中央に、置かれているんですよね。
“こうやって戦って命を落とした人がいる”
その場に存在し続けるカメラは、=第三の目=観客の目という風にも考えられるかな。

「互いに想い合えれば戦いは起こらない」といった内容の歌があったので、
伝えたい部分はこの歌に込められていたんだと思います。

・・・なんだか真面目になっちゃったw


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