世の中は面白くもあるし、怖くもある

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「お言葉」を以て、今上天皇に「さかしらを感じる」?何かの間違いでは?

2017-04-20 | 国家主義は嫌いです
何よりも「さかしら」と云う言葉を使っているのに、我が目を疑ってしまいました。今上天皇が行ってきた公務、その天皇の行為に対して「さかしら」と云う言葉を投げかけているのです。「何かの間違いでは」、そのような思いで検証してみました。

我が目を疑った原因の「さかしら」の意味、この意味を取り違えてはいないか、別の意味があるのだろうか、調べてみました。私の知る意味以外の意味は発見できません。ただ、どのような自己認識を持っておられるのか判りません、平川氏の様な有識者は、市井の数多くのピーチクパーチク物言う「無識者」に、ひょっとすれば日常的に「さかしら」を「感じ」まわっているのだろうか、「さかしら」なんて云う言葉は、公然と、誰もが使う、あるいは、使うことの出来る、言葉ではないのです。

古いほどよいはず、1961年発行の広辞苑には、「①かしこそうにふるまうこと。りこうぶること。②差出口。」とあります。ネット辞書にも当たりましたが、広辞苑の掲載だから、を「間違いない」根拠にしてはいけないのですが、私の理解にひとまず安心です。

「・・・行動者としての天皇、象徴天皇の能動性を認めることに私はさかしらを感じる。」とあります。変哲のない文章かも知れませんが、慎重に解釈しました。

「認めること」に「さかしらを感じる」、これが苦労の種になります。「認めること」に「賛成できません」ならば理解は簡単なのです。もちろん「さかしら」から「賛成できません」との含意は読み取るのですが、それでは納まりがつきません。「さかしら」、即ち「利口ぶる」とか「差し出がましい」の言葉を「認めること」の後に持ってくるので、ややこしくなります。

「さかしら」に関係付けて、認める「こと」とか「感じる」と云う言葉を使用しています。「さかしら」は「ものごと」に対応する言葉ではなく、対象となる事柄に対応する「人」に向かっての言葉です。しかも、「軽蔑」を含意させた言葉であります。人への「上から目線」の言葉でもあります。また、「さかしら」は「感じる」ものではなく、「覚える」もの、こちらの言葉が適している様に思います。この「こと」と「感じる」の言葉に惑わされて、苦労しているのです。

「さかしら」が人に向かう言葉とすれば、「認める人」を念頭に置いているとも考えられます。明示されておりません。平川氏らを除く有識者会議の識者、国民、世間となりましょうか。その人達をに向かって、「さかしらを感じる」となります。少なくとも、天皇が「おこなうこと」に、「爾等国民」が「認める」なんぞと言う、「差し出がましい」と云う訳ではないでしょう。

何を「認める」と云うのでしょうか。「行動者としての天皇」、「象徴天皇の能動性を」「認める」こと、とあります。天皇が為される一つの「行為」、即ち「公務」、これを天皇の役割として「認めること」に、「さかしらを感じる」とあります。「認める」なんぞと、あなた、「知ったかぶり」をするな、天皇の役割というものは・・・なのだ、と云う意味ならば、「認める人」に、となりましょう。

結局、「行動性」とか「能動性」は、天皇の本来の役割にはない、にもかかわらず、それを天皇の「大切」な役割だと「認める」、そのような人々に、どちらがいいのでしょう、「知ったかぶり」を、「差し出がましさ」を感じる、と云う風に、「さかしら」が直接天皇に向かうことを避けるよう、波風立たせぬよう、言葉を補足し、組み替えてみました。しかし、やはり「こと」が邪魔して居心地の悪さを感じます。

天皇が、それを天皇の役割として行う「行動性」とか「能動性」を指して、「さかしらを感じる」のですから、「認める人」を対象に「さかしら」と云うならば、「こと」等と言わずに「人」とすればいいのです。「隠す」ための「変な文章」仕立てにした、と云って良いのでは、と考えました。文法に拘ることもない、単なる「違和感」、言葉の使い方に惑わされていただけ、「感じたまま」が正解、と今は思っています。

「さかしら」の対象、「行動者としての天皇」、「象徴天皇の能動性」との平川表現は、今上天皇が、憲法を遵守する思考から試行錯誤しながら実践された「お仕事」を捉えたものです。この憲法遵守姿勢から出た「公務」ゆえに、今上天皇に向かって「さかしら」は放たれた、と素直に解釈した方が、平川氏の真意に忠実でしょう。

今上天皇とのご自身の関係性を平川氏がどのように考えているかを、「さかしら」から見透すことができ、後の議論にも役立ちます。
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