『火垂るの墓』に対する最も参考になる米Amazonレビュー

2008年01月07日 03時50分15秒 | Weblog
最近見つけたブログで
『火垂るの墓』に対する最も参考になる米Amazonレビュー
というのがなかなか興味深かった。
(結構有名みたいなんだが知らなんだ)

『火垂るの墓』をはじめて観たのは多分中1ぐらいだったと思うんだけど、強烈に悲しい映画で心が一瞬空っぽになるように感じた記憶がある。
アニメでここまで悲しくできんのかと。
子供のときだから今とは違ってストレートに響いたんだろうな。

ただ時間が経つと、こんなの俺たちが観るよりアメリカの義務教育でみせろよ、という考えに変わっていた。

アメリカ人は国益の観点は別として外国には無関心だと思っていたが、日本のアニメブームを媒介にしてこういう作品を多くの人が観ている(それも結構真剣に)とは意外だった。

また、自分が見たときは反戦アニメとしてしか捉えられなかったが、登場人物の兄の身勝手さが妹の生存の可能性を絶った、的な個々人のミクロな意思決定にたいしてのレビューなんかがあって面白いと思った。

で、これを観た層が育てば戦争がなくなるかといえばそれは難しいか。
国益ドリブンなクラシックな国家間の戦争には意味がありそうだが、それはもう下火で今は国家を超えて何らかの合意で形成されたグループ間の紛争がメインだろうし。宗教も国家と切り離せばこっちの部類だろう。

ただ国家間戦争を今でも仕掛け続けるアメリカの人たちにはやはり観ていただきたいなと。一般人が観ても直接的な関係はないが大勢が意見を変えうることで力となるわけだし。


今日から仕事か・・・。
昼夜逆転して寝れんからこんなの書いてしまった。
休もっかな。。。