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『週刊現代』の蓮池薫氏=拉致未遂犯報道について(2)

2007-01-13 23:27:13 | 事件・犯罪・裁判・司法
 本日発売の『週刊現代』の広告に、昨年末に同誌が報じた蓮池薫氏=拉致未遂犯報道の続報が載っているとあった。
 蓮池薫氏から抗議も受けたし、前号には何も載っていなかったようなので、てっきりこの件からは手を引いたものと思っていたが、まだ続けるつもりなのか。

 しかし、同誌の現物を買って読んでみると、末尾近くに2ページにわたって、

・本誌の報道をめぐって日本列島が騒然となった
・本誌の記事発表後、あるいはそれ以前に、関係者そしてマスメディアが、どのような情報をつかみ、何を報道したのか、いっさい検証されていない
・そこで、先の本誌の記事を「モバイル現代」に掲載するとともに、蓮池薫氏の抗議文、拉致問題対策本部からの書面、この記事についてのマスメディアから本誌への取材、それに対する本誌編集長の談話など、「いまだに全容が発表されていない関連文書すべてをネット上に公開」したので、読者のご意見を募る

と述べているほか、

・特定失踪者問題調査会の荒木和博代表が同会のホームページで本誌記事を取り上げ、蓮池薫氏が対日工作に従事していた可能性について肯定的な見解を述べていること
・元旦の『東京新聞』に、雑誌『創』編集長の篠田博之による、本誌記事に対する肯定的な評価の記事が掲載されたこと

を取り上げ、

・「本誌は小泉・安倍政権が拉致問題の情報を国民に隠蔽してきたことが拉致問題の解決を遅らせていると見ており、今後とも続報を掲載していく所存である」

と述べているのみ。

 こんなの、「続報」じゃない。
 騙された?
 この記事目当ての方は、同誌を買わなくていいと思います。少なくとも、立ち読みで十分です。

 なお、この2ページは、携帯で読める「モバイル現代」の紹介ページも兼ねている。というか、前の記事を「モバイル現代」やPC用の「週刊現代オンライン」に載せたから、読みたい方は会員登録してね、ということのようだ。商魂たくましいな。

 荒木和博や『東京新聞』が肯定的に取り上げているというが、それ以外の有識者やメディアではどうだったのか? 大多数は無視するか否定的にしか取り上げなかったのではないか?
 少なくとも昨年12月26日放送の朝日放送『ムーブ!』で、重村智計、勝谷誠彦、須田慎一郎が前の同誌の記事を全面的に否定している(その内容をsokさんという方がご自分のブログでテキスト化している)。
 『週刊現代』は、こんな無内容の記事を掲載しているヒマがあるのなら、例えばこの番組で示された数々の疑問点に答えるべきだろう。

 上記の荒木和博の見解に対する私の考えは、以前述べたとおり。 
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『週刊現代』1月27日号について (sokの日記)
『週刊現代』1月27日号に掲載された「蓮池薫氏=拉致未遂犯報道」の続報は、ネット上で閲覧できる内容の寄せ集めに過ぎず、しかも肝心な部分は『モバイル現代』会員ページへの誘導であり、続報と呼ぶに値しない。