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随筆 「ソルのエチュード・セゴビア編20曲集」  文科系

2016年12月31日 | 小説・随筆・詩歌など
 フェルナンド・ソルは18~19世紀スペインのギター弾き兼ギター作曲家。20世紀のギター巨匠セゴビアらが「ギターのベートーベン」と呼んできたお方。そのセゴビアが、ソルの数多い練習曲の中から20曲を厳選・編集した「セゴビア編によるソルの20の練習曲」という楽譜本がある。この本を僕はこの12月、とうとう終えることが出来た。終えたと言っても、20曲のうち三つを除いてはそれぞれ一応の完成と言うにもほど遠いもの。読譜弾きでつかえつかえでも最後20番までを一応なんとかやり終えたというだけなのだが、定年後に先生について習い始めた僕としてはちょっとした達成感がある。
 なお、上に書いた「三つを除いては」というのはこういうこと。5、14、17番は、僕のギター生活の宝物のような「暗譜群20数曲」の中に入っているからだ。つまり、この3曲はちょっと弾き込めば人前でもなんとか辛うじて弾けるかという出来なのである。
 5番は、ギター弾きには言わずと知れたギター界での通称「月光」。僕が心底惚れている曲。この曲は、若い1人習いの頃からどれだけ弾いてきたことか。一向に上手くならないから人には聞かせられず、仕事から夜遅く帰ってお酒を飲みながら1人弾きを楽しんできた曲なのだ。定年後先生について、2か月程の音出し訓練から最初に手を付けた曲もこれだった。

 もう一つ17番も大好き。つい最近、同門のあるギター友達にこんなメールを出した程だ。
【17番着手に、熱烈なエールを送ります。
 16番を終わったのですね! 美しい曲でしょう。これもキープしておく価値は大きいと感じてきましたが、次はいよいよ「僕にとって大問題」の17番! このお話を「記録を見ながら」ちょっとしましょう。セゴビア編20曲集本などに付した記録を見ながらね。
 この曲との出会いは随分古く、それは僕にとっては文字通り衝撃。こんなふうに。
 03年62歳で先生なるものに、初めてY・Mさんについて音出しから始めて、彼とケンカしてやめて06年末にO・Mさん所に来て、その12月にこの20曲集を勧められて始めている。1番に「12月25日着手」と書いてあります。この頃に、いつかお話ししたノーバート・クラフトというカナダ人演奏家のCDを買ったか聴き直したかして、17番がどうしても弾きたくなったようです。2番、3番に07年2月と書いてあって、その次がいきなり17番に「3月3日、着手」ですから、本当に今から考えればとんでもない「飛躍」に挑んだもの、もちろん弾けませんよね。それでもこれを数か月レッスンに上げている。その4月とか、6月16日とかの注意書きが続いていますから。それでも、ちゃんと弾けるわけがありませんよ。でも、そういうこの曲を初めから暗譜群に入れたんです。以降最低2回はレッスンに上げ直して、やり直している。09年5月とか、11年4月とかの再着手、再々着手の記録があります。親友のKさんにもこれを勧めて、彼としては珍しくこのクラッシックに数か月必死に挑んだという事実までありますよ。
 さて、そこらの事情は、先生が全部知っています。先生自身ももう一度、この曲に挑み直しているはずですから。僕の方は以降一度だけ、我が家のギター遊び(春夏秋冬と、年に4回程やって来たギター弾きのパーティーです)でこれを弾いたことがある、この曲をアポヤンド旋律に換えた11年頃のはずです。本当に難しい曲ですが、こうして僕は、この曲のためにここまでギターに没入できたと言ってよいんですよね。また、客観的価値も凄く高い曲なんだと解しています。ソルは魔笛もグランソロも一応やりましたが、問題なくこっちが上と! ただ、変奏曲の面白さは別格ですけどね。
 という訳で、この曲はとにかく頑張って下さい、と僕としては声を大にして言うわけです。】

 と、こんな細々とした長々しい話を、ギター弾き達、音楽好きが誰か読んでくれないかなと、密かに思って書いた、年末なのでありました。何か楽器の演奏が趣味の方なら分かってくれる箇所が一杯と目論んだのですが、どうでしょうか。
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