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ソマリアやテポドン問題をどう分かってもらうか           ピース・ボランティア

2009年04月25日 17時35分14秒 | Weblog
 ソマリアやテポドンの問題を正しくわかってもらうことは本当に難しい問題だと思います。
 憲法の原点を粘り強く訴えていくことと、事実に即して議論することが大切だと思います。
 ある人とソマリア問題を話していたら、「自衛隊は、巨額のお金を使って訓練ばかりしているではないか。こんな時に役に立たなければどうしようもないではないか。」と言われました。憲法を脇に置いたならば、いかにも正しい意見のように聞こえます。ここにこの問題の難しさがあります。日本は、世界に類のない理想形の憲法を持ち、その故に世界から信用されていることを忘れてはならないと思います。
 やはり自衛隊の存在を許してしまっている事実が重く、前述の意見が出てくるし、ある意味で世論に対する説得力を持ってしまう。もし、憲法を遵守し、軍隊を持っていなければ「ソマリア派遣」とか「ミサイル防衛」という発想はそもそもありえず、まったく違った方法で海賊対策や北朝鮮対策が考えられるであろう。しかもそれが本質的な解決に繋がるのではないか。
 自衛隊の派遣は、本当に海賊をなくすことができるのか。自衛隊によるミサイル防衛で本当に仮にあったとした場合の北朝鮮からのミサイルを防ぐことができるのか。どちらも答えはノーである。                       海賊対策について言えば、この10年でマラッカ海峡の海賊が日本の海上保安庁と沿岸国の協力により、激減した。ソマリアでもその方法で国際協力するとともにソマリアそのものの復興に平和的な協力をすることが根本的な海賊対策であり、日本にふさわしい。
 北朝鮮のミサイル対策は、日本が北朝鮮との間で一刻も早く、小泉元首相と金主席の間で交わした日朝平和宣言に則って平和条約を結ぶことである。
 軍事力によっての対処は、結局のところ相手を叩き潰すことでしか完結せず、「武力の行使や威嚇」を放棄した日本の採るべき方法ではない。北朝鮮からのミサイルを軍事力で完封するには、論理的には自民党の中にある先制攻撃論しか方法がないのが事実であるが、そんなことは、できるはずがない。平和条約の締結とアメリカの核の傘から出て、核軍縮の先頭に立つことこそが日本を守ることになると思います。
                             
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3 コメント

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その通り (落石)
2009-04-25 19:44:13
仰るとおり!!!

海賊対策について言えば、この10年でマラッカ海峡の海賊が日本の海上保安庁と沿岸国の協力により、激減した。

ここがほとんど報道されていない!!

マスコミは政府の宣伝機関か??
持てる力を (スカットミサイル)
2009-04-25 22:01:34
「北朝鮮からのミサイルを軍事力で完封するには、論理的には自民党の中にある先制攻撃論しか方法がないのが事実であるが、そんなことは、できるはずがない。」

 なぜ?

 憲法を改正し、先制攻撃をすればよい。

 ただそれだけのことです。

 日本も安全、東アジアも安定。

 朝鮮人民も解放、南北統一の実現。
どうも (落石)
2009-04-26 08:55:23
上のような話にはついていけませんね。
昔の軍人の威勢の良い発言みたいで。

いのちを、どう考えているっしゃる?
でしょうか?

平和はつらく忍耐を強いるものですよ。

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